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我、自閉症に生まれて の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/08/28

図書館で。 姉に薦められて借りてみましたがすごい人生だなぁと思いました。自分の状態を冷静に分析して、こういう感情の動きでこうなった、と振り返れるのがスゴイ。そうやって考えると自分なんて結構自分の言動を曖昧なまま、感情の赴くままに捨て置いてるんだなぁ。ちょっと反省。 牛樋ってちょ...

図書館で。 姉に薦められて借りてみましたがすごい人生だなぁと思いました。自分の状態を冷静に分析して、こういう感情の動きでこうなった、と振り返れるのがスゴイ。そうやって考えると自分なんて結構自分の言動を曖昧なまま、感情の赴くままに捨て置いてるんだなぁ。ちょっと反省。 牛樋ってちょっと違うだろうけれども俎板の鯉みたいなものなんだろうか?なんて思いました。←大分違いそうだけれども。窮屈な場所に入れられて安堵を覚えるというのは胎内還帰みたいなものなのかなぁ。心理学って面白い。 そして実践的に使えるものを作りあげられるってのもスゴイ。 そうやって考えると今はやっているらしい、人をダメにするソファとかビーズクッションってのも流行るべくしてはやったアイテムなのかもしれないなぁ。

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2016/02/13

TEDプレゼンにて興味を持ったため。 また、私自身自閉症スペクトラムの症状を多少持っていると思うところがあるため、所々あるある、と思うことがあった。ダナ・ウィリアムズの「自閉症だった私へ」も読み、自閉症は社会生活に非常に支障を来すのでこれほど社会的成功を収めたことがとても素晴らし...

TEDプレゼンにて興味を持ったため。 また、私自身自閉症スペクトラムの症状を多少持っていると思うところがあるため、所々あるある、と思うことがあった。ダナ・ウィリアムズの「自閉症だった私へ」も読み、自閉症は社会生活に非常に支障を来すのでこれほど社会的成功を収めたことがとても素晴らしいと思う。 視覚的思考と言語思考の人の、それぞれに合う学び方がある。わたしも英語を学ぶなかで文法の説明を読んでも全く頭に入らなかったが、声に出して読むことで文の意味をつかむことができた。単語の意味から大体の意味をイメージして何度も声に出して読む。黙読では頭に入らなかった。それと同じような、脳神経の回路がどことどこが繋がっていて繋がってない、特に発達しているところはどこだ、というような脳の個性によって、その人の学びかたも、考え方も多様に存在するのではないか。最近ドラッカーの思想の要約を読む機会があり、同じようなことが書いてあった。人の能力を勝手に低い、高いと判断するのは傲慢ではないか、と。人にあった仕事や学びかたがある。という。テンプルさんは自分に合う学びかたを見つけ、自分と同じような人にも手助けをしてあげるという成熟した大人として尊敬すべき人だ。

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2012/03/08

この本には、知能指数が137と高い自閉勝者本人からの、自閉症に関する極めて大きな情報が詰められている。 しかしフレーズが長いのと、わかりにくい例えが邪魔したり表現が直接的でないことなどがあって、文の前後を読み合わせながら理解していかないと、誰がどうしたのかの関係を誤解してしまう...

この本には、知能指数が137と高い自閉勝者本人からの、自閉症に関する極めて大きな情報が詰められている。 しかしフレーズが長いのと、わかりにくい例えが邪魔したり表現が直接的でないことなどがあって、文の前後を読み合わせながら理解していかないと、誰がどうしたのかの関係を誤解してしまう恐れがある。 症状と対処療法の要点を買い出してみたけれど、残念ながら字数が多くなりすぎてここにアップすることができなかった。 自閉症に関わる人にとっては利用価値満載だから、読む価値有り。

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2011/03/24

[プロフィール]1947年生まれ。6歳時に自閉症と診断される。自分自身の神経的な発作や触覚刺激に対する過剰反応を抑制するために、17歳で「締めつけ機」を思索し始め、現在、改良された「締めつけ機」は様々な施設で利用されている。

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2009/10/04

自閉症患者自身が執筆した数少ない自叙伝。 面白いか、と言われると、 エンターテイメントとしては別に面白くはないです。 興味深い、と言ったほうがより適切かな。 少し古い本ですが、自閉症について勉強している人、若しくは何らかの関わりのある人は読んでいるべき本だと思います。 著者...

自閉症患者自身が執筆した数少ない自叙伝。 面白いか、と言われると、 エンターテイメントとしては別に面白くはないです。 興味深い、と言ったほうがより適切かな。 少し古い本ですが、自閉症について勉強している人、若しくは何らかの関わりのある人は読んでいるべき本だと思います。 著者さんが、幾多の社会的障壁を乗り越えて健常者と変わらない生活を送っている姿には頭が下がる思いです。 自閉症でなかったら、もっと活躍なさってたのかなぁ、とか 自閉症だから、ここまで努力できたのかなぁ、とか、いろいろ考えさせられました。

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2009/10/04

この本は日本では1994年に出版されたが、もともとはアメリカで1986年に出版された。 それだけに自閉症当事者の記録としては古い。 テンプル・グランディンが感じ、経験したことから自閉症の特徴を読み取ることができる。 しかし、大学院に進学したあたりから、牛樋の話が多くな...

この本は日本では1994年に出版されたが、もともとはアメリカで1986年に出版された。 それだけに自閉症当事者の記録としては古い。 テンプル・グランディンが感じ、経験したことから自閉症の特徴を読み取ることができる。 しかし、大学院に進学したあたりから、牛樋の話が多くなり、文章も難しくなってきてなかなか読めなかった。 後半の技術的情報は役に立つ部分もあり、一度読むとよい。 何にせよ、世界初の自閉症当事者の記録だから、自閉症に関わっている関係者は読むべき。 2008年01月21日読了

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