三国志おもしろ前史 の商品レビュー
三国志の前哨ともなる…
三国志の前哨ともなる項羽と劉邦の争い。三国志に興味がある人ならスムーズに読めると思う。
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読書録「三国志おもしろ前史」3 著者 加来耕三 出版 二見文庫 p299より引用 “司馬遷は『史記』を通じて、明確なひとつ のメッセージを送っていたのに、読者は気づ かれていただろうか。 「因果応報の思想」 である。己の行為の結果は、他ではなく、 己自身にふりかかることを、...
読書録「三国志おもしろ前史」3 著者 加来耕三 出版 二見文庫 p299より引用 “司馬遷は『史記』を通じて、明確なひとつ のメッセージを送っていたのに、読者は気づ かれていただろうか。 「因果応報の思想」 である。己の行為の結果は、他ではなく、 己自身にふりかかることを、司馬遷は主張し てやまなかった。” 目次から抜粋引用 “三国志に投影された「項羽・劉邦」時代のヒーロー 諸国興亡の渦に潜む巨大な時代潮流の謎 諸勢を糾合して競う覇者の時代の謎 戦国の諸侯を支えた儒家・兵家の謎 下克上の乱世、百家争鳴時代の謎” 中国古典に明るい著者による、三国時代以 前の騒乱記を検証した一冊。 項羽と劉邦に仕えた人物についてから春 秋・戦国時代の人物についてまで、多くの資 料を元に考察されています。 上記の引用は、歴史書「史記」に書かれた、 著者の教えについて書かれた一節。 自分がされて嫌なことは、出来るだけ人にも しないようにした方がいいのでしょうね。 しかし、世の中が荒れていると、親切心など についても、仇にして返される事も多くて、 なかなか上手くいかないかもしれません。 ところどころに簡略な地図が掲載されてい ますが、出来れば時代を通した年表もついて いたほうが読みやすかったのではないかと思 います。 ーーーーー
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