新・人体の矛盾 の商品レビュー

井尻正二(著者),小寺春人(著者)

2024/06/10

立花隆の本に紹介があり、図書館から借りて参りました。人間の体（器官）には、35億年の進化の痕跡が、至る所に残っている、という指摘には、言われてみれば、確かにそうだな、と思う次第。地質学の先生（古い地層から発見される様々な化石を研究していた先生）が、如何にして解剖学の研究に邁進したのか（人間の器官には、地層の奥から発見される様々な化石との類似性あり等）、という辺りにもこの本の面白さがあります、★四つであります。