ありがたいこってす! の商品レビュー
〝 むかし、貧しい不幸な男が、母親と女将さんと、6人の子どもたちと一緒に、一部屋しかない小さな家に住んでいた。家の中があんまり狭いので、男と女将さんは、言い争いばかりしていた。子どもたちは子どもたちで、うるさくて喧嘩ばかり。男は、とうとう我慢できなくなって、ラビ(ユダヤの法律...
〝 むかし、貧しい不幸な男が、母親と女将さんと、6人の子どもたちと一緒に、一部屋しかない小さな家に住んでいた。家の中があんまり狭いので、男と女将さんは、言い争いばかりしていた。子どもたちは子どもたちで、うるさくて喧嘩ばかり。男は、とうとう我慢できなくなって、ラビ(ユダヤの法律博士)のところへ助けを求めにいった。さて、「ありがたいこってす!」 と悩める男に言わしめた、ラビが与えた助言とは・・・? 〟 喧噪の風景を温かみのあるイラストで愉快に描かれた、ユダヤに伝わる民話の絵本です。
Posted by
はじめと終わりで、同じ家に住んでいる家族。 一度、地獄を味わうと、幸せを感じられる。 よかったねって思うけれど、人間の感じ方ひとつなんだなあと思う。
Posted by
ユダヤの民話。ずっと積本状態となっていたが、いざ読み始めるとこれが面白い。相談者である男の家の現状は相談前と変わっていないのだが、最後は満足して一件落着となる。読み聞かせに向いていそう。
Posted by
大事な教訓が裏にあるように大人には思えますが、説教くさくはなく、面白いお話です。大騒ぎなシーンは子どもが好きなように思います。
Posted by
文句の多い妻、うるさい子どもたち、貧しく狭い家に男の安らぎはない。男は疲れ果てラビに助言を求めにいく。するとラビはとんでもない提案を…。説教くさいが響く人には響くかも。
Posted by
ユダヤの民話。「おはなしのろうそく」だと、「うちのなかのウシ」ですね。語りなら「うちのなかの・・・」だけど、この家の中のゴチャゴチャ、メチャメチャ感を絵で上手く表現してあって、読み聞かせにも出来そうです。
Posted by
読み聞かせ用にいい。 一度うんと大変な目にあうと、前は大変だと感じていたことに安らぎを感じることもある。
Posted by
小さな家に6人の家族。 あんまり家がせまいので、けんかばかり。とうとう我慢が出来なくなって、相談にいと・・・
Posted by
- 1