あるべき場所 の商品レビュー
5話収録の短編集。「…
5話収録の短編集。「飢えたナイフ」はドキドキでした。
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奇妙な読後感の残る五…
奇妙な読後感の残る五編の物語。嫌なものを見てしまったような、薄ら寒い気持ちになりますが、読んで損は無いです。夏の夜にお勧めです。
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私のこの本のオススメ…
私のこの本のオススメ話は、「何事もない浜辺」です。あるな、あるな、あるな…と思っていたら………な、話でドキドキしました。
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5篇の短編集 表題作…
5篇の短編集 表題作よりも「北へ帰る」「空室なし」がお薦め。「何事もない浜辺」は身につまされる人もいるかも・・・ 映画の待ち時間にでもどうぞ。
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奇妙な話がいっぱいの…
奇妙な話がいっぱいの短編集。
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直接的な表現を用いずとも文章から雰囲気が漂ってくる。特に「空室なし」の読んでいるときの居心地の悪さがとても良かった。
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+++ 横断歩道に落ちていたミョウガ、消えたカミソリの刃、失われた指先、かんぬきを掛ける男。何でもない日常の事物にふと目をとめると、そこから世界は変容し始める。そんな違和感を描いた表題作「あるべき場所」。友人がタイから持ち帰ったいわくつきのナイフ。それを手にした者は誰を殺すのか。...
+++ 横断歩道に落ちていたミョウガ、消えたカミソリの刃、失われた指先、かんぬきを掛ける男。何でもない日常の事物にふと目をとめると、そこから世界は変容し始める。そんな違和感を描いた表題作「あるべき場所」。友人がタイから持ち帰ったいわくつきのナイフ。それを手にした者は誰を殺すのか。人間の心理に潜む恐怖をえぐる「飢えたナイフ」など、奇妙な味わいの5編を収めた短編集。 +++ さまざまな物事があるべき場所にない、あるいは、あるべきではない場所にある違和感。だがそれは、気づくことなく見過ごしてしまえば、なんということもないことなのかもしれないが、ひとたび気になってしまうと、居ても立ってもいられなくなる。その絶妙さが興味深い。他も、ほんのりホラーテイストだったりもするが、実際にあってもおかしくないような、些細だが、見逃せないあれこれが詰まっていて、贅沢な一冊である。
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何がきかっけだったのだろう・・・ 原田氏の本との出会い 本屋の文庫を恥から眺めていき、これぞという作品を手に取る・・・ 本を読み始めた当初からこの作家じゃなきゃとかという こだわりはなかった。 読んでいて好きになって買い続けている作家は多い・・ その中の1人が原田宗典氏だ。 ...
何がきかっけだったのだろう・・・ 原田氏の本との出会い 本屋の文庫を恥から眺めていき、これぞという作品を手に取る・・・ 本を読み始めた当初からこの作家じゃなきゃとかという こだわりはなかった。 読んでいて好きになって買い続けている作家は多い・・ その中の1人が原田宗典氏だ。 とにかくテンポのいい文章、そして人を笑いに巻き込む・・・ 電車の中で噴出したことも多々あり・・・ 短編、小説どれも秀逸作品が多い。 出会ってから20年近くたつが、今でも新しい文庫が出ないか本屋に行けばチェックをしている。 この本は短編5編からなる。 これからの展開を思わせて終わる作品。。。 それが読者のイマジネーションを掻き立てる 日常の一コマでありそうでなさそうな話、原田ワールドを試してみては!
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図書館。短編集。 良い意味で、どことなく息苦しい話が多かったです。 海辺の話が秀逸。ナイフ話はオチがみえたのが残念。
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いつも文章がうまいな〜と思う。原研哉がそう言ってたから影響受けてるのかもしれないけど。ふっと笑える文章は彼の持ち味だと思う。エッセイ以外を初めて読んだ。エッセイ以外もいい。
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