陪審員はつらい の商品レビュー
スタンリー・ヘイステ…
スタンリー・ヘイスティングズシリーズ6作目。次々と待ち受けるつらい試練に耐え、ひかえめ探偵スタンリーが事件解決に奔走する。スタンリー、本当に最高の探偵です。
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スタンリーが陪審員に…
スタンリーが陪審員に選ばれて超めんどくせーという導入なんだけど、これそろそろ日本でも他人事じゃなくなるらしいんだよねそう言えば。 拘束時間長そうだよなあ、理不尽だよなあ、と思いつつ読んでしまった。
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運悪く陪審員に選ばれ…
運悪く陪審員に選ばれてしまった主人公が、また運悪く殺人事件の容疑者にされてしまう。主人公は、控えめでどこにでもいそうな普通の人。殺人事件を扱いながらも、なぜかホッとできる1冊です。
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このシリーズはドタバタで読ませるものではありますが、本作の前半はそのドタバタばかりで、170頁過ぎにしてようやく死体が発見されるというのはちょっと遅すぎ。捜査する警官が無能なため、しかたなく事件を捜査するというのにはニヤニヤさせられますが。捜査そのものは、本文でクリスティが言及...
このシリーズはドタバタで読ませるものではありますが、本作の前半はそのドタバタばかりで、170頁過ぎにしてようやく死体が発見されるというのはちょっと遅すぎ。捜査する警官が無能なため、しかたなく事件を捜査するというのにはニヤニヤさせられますが。捜査そのものは、本文でクリスティが言及されているとおり、一人一人を尋問していく過程をきちんと描いていていたり、スタンリーの推理は法廷で行われたり退屈しないのですが、最後の犯人は「誰、それ」とちょっと唐突な感じ。前半のドタバタ部分に伏線がはってあるとはいうものの、きちんと描写されていない人物ではね。そういう意味で評価は低いものの、このシリーズはこのドタバタが好きなので、☆☆☆★とちょっと甘め。 やはり、アメリカ人も陪審義務は面倒くさいものなんですねえ。その間収入が得られないとすれば当然といえば当然か。
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