鶴屋南北 の商品レビュー
絶版になってしまいま…
絶版になってしまいましたが、名著です。あの「東海道四谷怪談」執筆の背景も知ることが出来ました。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 江戸後期のかぶき作者四世鶴屋南北の作品は、「東海道四谷怪談」をはじめ、「桜姫東文章」「天竺徳兵衛韓噺」など、現代でも上演の機会が多い。 しかし、彼の案出した奇趣奇想のかずかずは、時代を隔ててそのまま作品だけを受容しても、理解や共感が得られにくい。 本書は、南北の出自、師弟関係を含む人脈、寛政期から化政期への政治経済的な変動、当時の庶民の嗜好、遊里や見世物との関わりなどを手懸りに、一つの南北像を描く試みである。 [ 目次 ] 端・「おお南北」か「だい南北」か 南北の肖像6南北の街 劇界に身を投ずる 立作者となる 南北無学説 奇想「鯨のだんまり」 出世作「天竺徳兵衛」 寛政かぶきのリアリズム 小幕作者時代と道化方 南北襲名 生世話の誕生 小説の視覚化 見世物と南北 「桜姫東文章」とその時代 薬と毒薬 「四谷怪談」とその前後 南北独り旅「五十三駅」 死もまた茶番 あとがき [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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