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バガージマヌパナス の商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2014/06/07

池上永一のデビュー作。沖縄を舞台としたマジックリアリズム。南の島の緩やかな時間がよく表現されている。綾乃とオバアのキャラが最高。とにかくページをめくることが楽しい作品。

Posted byブクログ

2014/08/20

終盤は故人への想いを喚起するなど面白かったが、中盤までが冗長な印象で、かつ方言が多用されているため非常に読みにくく、読み進めるのが辛かった。沖縄方面の人だとこの辺りはすんなりと読めて印象は違うんだろうが、カタカナが苦手なので余計に辛かった。綾乃の造形とオージャーガンマーとの関係は...

終盤は故人への想いを喚起するなど面白かったが、中盤までが冗長な印象で、かつ方言が多用されているため非常に読みにくく、読み進めるのが辛かった。沖縄方面の人だとこの辺りはすんなりと読めて印象は違うんだろうが、カタカナが苦手なので余計に辛かった。綾乃の造形とオージャーガンマーとの関係はとても良かったと思う。

Posted byブクログ

2013/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テンペストが好きなので 真鶴のようなヒロインを期待してたら ちょっと違ってたみたい(^^ゞ まだ読み始めなので 今後の展開に期待しよう(^_^) ・・・読みました いい展開で、ファンタジーらしくもなったけど もうちょっとお行儀がいい方が・・・(^^ゞ 御嶽の存在とか、お参り事情とか ヤマトンチュには、わからないところがあるけど このお話で少し雰囲気がわかったかも

Posted byブクログ

2012/05/27

独特の語り口調と方言がのんびりとしていて、はじめは上手く馴染めなかった。綾乃も話のなかで統一されていなかったし、一体どこへ向かうのやら?という感じ。個性的ではあるがなかなか進まない…。 ユタになり始めた頃から少しずつ面白くなり、ガンマーのところは思わず涙ぐんでしまった。

Posted byブクログ

2010/03/03

ユタとしての才を発揮してく主人公にわくわくしましたよ。 口が悪いのも、素行が良くないのも、好感が持てた。 オバァ・・・・・。 沖縄の言葉面白いなぁ 口に出してみると面白い

Posted byブクログ

2009/10/04

沖縄の常夏の島。 19歳の美少女・綾乃と87歳の老婆・オージャーガンマーは、島で一番のなまけ者だ。仲良しの二人はガジュマルの木陰で日がな一日ダラダラと何か食ったり喋ったりして楽しく遊び暮らしていた。あくせく働くなど屁のようなもんだと思っていたら、ある日神様のお告げで綾乃はユタ(...

沖縄の常夏の島。 19歳の美少女・綾乃と87歳の老婆・オージャーガンマーは、島で一番のなまけ者だ。仲良しの二人はガジュマルの木陰で日がな一日ダラダラと何か食ったり喋ったりして楽しく遊び暮らしていた。あくせく働くなど屁のようなもんだと思っていたら、ある日神様のお告げで綾乃はユタ(先祖の霊と会話し拝む巫女)になるよう命じられる。 その昔、同じお告げを受けながらも逆らってユタにならなかったオージャーガンマーを助手にして、綾乃は自分流のユタになるための模索をはじめる。 とにかく文章が好き。 勢いがあって、賑やかで楽しく、読み終わったあとでちょっとさみしい。 至る所に笑いがあるけど、嫌味がない。 おばあちゃんの霊も神様のお告げも、何でもありでオッケーだ。 読み終わったあとしばらくして、何か一回読んだことあるような気がする・・・と思った。 多分コミック化されてるのでそれを読んだっぽい。 でも読み終わるまで思い出さなかったyo。

Posted byブクログ