懐かしい骨 の商品レビュー
家の跡地から発見され…
家の跡地から発見された白骨死体、兄妹に蘇る記憶・・・。著者の作品は長編も短編も差を感じさせず読みやすいです。
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昔住み馴れた家の整地…
昔住み馴れた家の整地跡から白骨死体が掘り出され、言い知れぬ恐怖が兄妹を追いつめて行く。 すらすら読めました。
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実家の整地跡から20…
実家の整地跡から20数年前の白骨死体が掘り出される。すでに両親は亡く、兄妹が過去の記憶を辿り、各々確認しながら被害者・犯人を特定していくが・・・何が懐かしいのか?という疑問が最後に納得しました。
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1994年(単行本は1992年)刊行。亡き母が住んでいた家、兄妹の少年時代からの想い出が詰まった家。その懐かしい我が家から、埋められた白骨が出てきた。その白骨の身元を探るうち、父、そして母の秘められた過去が亡霊のように浮かび上がってくる。途中で結末は見えたし、展開の仕方が唐突という場面もある。が、夫婦のありようや秘められた恋、嫉妬などを、子供たちが記憶を蘇らせつつ、辿っていく過程はベールを一枚一枚剥がしていく趣きがあって、なかなか。
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表紙が違う。 1994年12月15日第1刷発行 570円(553円) くどくなくすんなり読ませる文章で、普通に面白かった。 誰が重要じゃない。 取り巻く状態が重要で決定はしないんだろうけど、私ははっきりと知りたかった。 読んでみれば、テレホンカードが出てきて公衆電話があって。 まだ携帯電話が普及していない時代なんだなとつくづく思った。 その点を除けば、古さを感じさせない作品。
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表紙が古い,人の顔の絵のものを読みました。 解説は山前譲。 壊した古い家から、骨が出て来た。 兄妹が、それぞれ誰の骨かを想像し、一人の女性で一致する。 警察からの調べで,以外な女性だったらしい。 関係者が亡くなっているので、起訴,書類送検などにはならない。 壮大な物語で,最後に「懐かしい」わけを感じることができる。 恐怖小説は嫌いなので、怖々読んだ。 話の持って行き方がうまいなと思った。
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サスペンス長編。 主人公は中年の兄妹。彼らの両親が亡くなり、実家を売りに出すことにした。実家の解体工事が始まると、物置の下から白骨死体が見つかった。これを期に兄妹に甦る幼い日の記憶。幸せだったはずの子供時代の記憶が瓦解し始める・・・!! ん〜・・・。物語は始終淡々としていた。...
サスペンス長編。 主人公は中年の兄妹。彼らの両親が亡くなり、実家を売りに出すことにした。実家の解体工事が始まると、物置の下から白骨死体が見つかった。これを期に兄妹に甦る幼い日の記憶。幸せだったはずの子供時代の記憶が瓦解し始める・・・!! ん〜・・・。物語は始終淡々としていた。つまり、ハラ×2ドキ×2みたいなのはなかった。ただ、じんわりとした恐怖みたいなのは十二分に味わえた。
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