脳死臨調批判 の商品レビュー
『脳死』『脳死再論』(ともに中公文庫)に続く、著者の脳死論第3弾。 これまでの著者の立場から、1992年にまとめられた脳死臨調の報告書を批判しています。そのほか、新たな研究成果を紹介し、竹内基準を満たす脳死者でも視床下部の活動が認められるのではないかという疑問を投げかけている章...
『脳死』『脳死再論』(ともに中公文庫)に続く、著者の脳死論第3弾。 これまでの著者の立場から、1992年にまとめられた脳死臨調の報告書を批判しています。そのほか、新たな研究成果を紹介し、竹内基準を満たす脳死者でも視床下部の活動が認められるのではないかという疑問を投げかけている章もあります。 著者の基本的な立場は前著と変わっていないのですが、より文章がこなれて本質的な問題が何なのか、分かりやすく解説されているように思います。
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