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路地裏人情 の商品レビュー

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2023/06/10

1994年発行、講談社のソフトカバー本。9編。藤沢周平『恐喝』雪明かりに収録。話の筋の意外性では一番ではないだろうか。そしてバッドエンドにもかかわらず残る余韻。宮部みゆき『送り提灯』既読。怪異を基にした人情の機微。北原亜以子『証』最後まで話が一直線だが、詰め込んでない分、短編とし...

1994年発行、講談社のソフトカバー本。9編。藤沢周平『恐喝』雪明かりに収録。話の筋の意外性では一番ではないだろうか。そしてバッドエンドにもかかわらず残る余韻。宮部みゆき『送り提灯』既読。怪異を基にした人情の機微。北原亜以子『証』最後まで話が一直線だが、詰め込んでない分、短編としても面白い。この中に入る作品でもちょっと詰め込みすぎてわかりにくくなっているのではないかと思う作品のあった。 掲載作:『おっ母、すまねえ』池波正太郎、『朧夜』伊藤桂一、『邪魔っけ』平岩弓枝、『恐喝』藤沢周平、『伊勢屋おりん』半村良、『送り提灯』宮部みゆき、『証』北原亜以子、『張りの吉原』隆慶一郎、『骨折り和助』村上元三、解説:「編者解説」縄田一男、他:執筆者紹介、 底本一覧:おっ母、すまねえ『殺しの掟』講談社文庫、朧夜『篝火の燃ゆる街道』講談社文庫、邪魔っけ『ちっちゃなかみさん』角川文庫、恐喝『雪明かり』講談社文庫、伊勢屋おりん『セルーナの女神』河出書房新社、送り提灯『本所深川ふしぎ草紙』新人物往来社、証『降りしきる』講談社、張りの吉原『柳生刺客状』講談社文庫、骨折り和助『紙の降る城』毎日新聞社、

Posted byブクログ