大友宗麟 の商品レビュー
◾️全297pのうち228pは、北九州の覇者になる前の話。229pから急に話が進む。 ◾️幼少期の利発さが全面に出ていて、豊後の太守となってからは、どんな所業だったのか表現が少ないように思う。 ◾️感じたのは、義鑑の弟義武、義鎮の弟晴英、ともに身の丈以上の地位を欲して身を滅ぼすこ...
◾️全297pのうち228pは、北九州の覇者になる前の話。229pから急に話が進む。 ◾️幼少期の利発さが全面に出ていて、豊後の太守となってからは、どんな所業だったのか表現が少ないように思う。 ◾️感じたのは、義鑑の弟義武、義鎮の弟晴英、ともに身の丈以上の地位を欲して身を滅ぼすことになった。戦国の世における太守の弟とは、余程注意して教育しないとこんな運命が待ち受けている。
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大友宗麟という大名の前半部分は実を言うと驚くぐらい資料が少ない。そもそも、彼が出た大友二階崩れという謀反未遂から戦国大名として歩き始めた観もある。その二階崩れ前からの物語を大胆に書き出したのがこの本である。
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