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思春期病棟の少女たち の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2010/11/04

映画「17歳のカルテ」がとても鮮烈だったので原作を手に取りました。 著者のスザンナの自伝で、こちらも映画同様10代の女の子の繊細な心が淡々と、だけどみずみずしく描かれています。 彼女の病名は境界性人格障害ですが、性的逸脱、といったような症状が挙げられます。 でも彼女は、私が男だ...

映画「17歳のカルテ」がとても鮮烈だったので原作を手に取りました。 著者のスザンナの自伝で、こちらも映画同様10代の女の子の繊細な心が淡々と、だけどみずみずしく描かれています。 彼女の病名は境界性人格障害ですが、性的逸脱、といったような症状が挙げられます。 でも彼女は、私が男だったら何人の女の子と寝たら逸脱してるって言われるんだろう?と素直な疑問を感じています。 異常と正常の境界ってすごく曖昧。 だけどスザンナはなんとなく危うく不思議な感受性を持っていて、こんな風に作家になったりアーティストになる人が精神科にかかると、何かしらの病名を付けられてしまったりするのかしら?なんて思いました。

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2010/06/07

 ブクログのコメント欄で、洋画『17歳のカルテ』の原作であるということを知る。  人間はだれしもが狂気を秘めている、常人と狂人の境目はどこなのだろう。どうして狂人が狂人であるといえるのだろうか。わたしたちは本当に常人なのか?  だれも答えを知らない。周りより少しだけ遅れて・進んで...

 ブクログのコメント欄で、洋画『17歳のカルテ』の原作であるということを知る。  人間はだれしもが狂気を秘めている、常人と狂人の境目はどこなのだろう。どうして狂人が狂人であるといえるのだろうか。わたしたちは本当に常人なのか?  だれも答えを知らない。周りより少しだけ遅れて・進んでいるから、いま此処にいる。それだけなのだ。

Posted byブクログ

2010/05/31

心理学の授業で「17歳のカルテ」を見た。 精神病の人たちのことには興味が合ったし、理解したいと思っていた。 だから、著者の本当の気持ちを知りたいと思って手をとった。 ここに書かれていることは、すべて本当のことだから。 俳優修行をしている私としては、私が狂っていて、彼女達が正...

心理学の授業で「17歳のカルテ」を見た。 精神病の人たちのことには興味が合ったし、理解したいと思っていた。 だから、著者の本当の気持ちを知りたいと思って手をとった。 ここに書かれていることは、すべて本当のことだから。 俳優修行をしている私としては、私が狂っていて、彼女達が正しいんじゃないかって思えることもある。 だって、素直に自分の感情を表現できるんだもの。 出たがっている感情があるのに、出すすべが分からない私にとってはとても、魅力的な人たちに感じた。 でも、どうせ見るなら、映画の方をおススメします♪ ウィノナ・ライダーもそうだし、ウーピーもアンジェリーナもとても魅力的な俳優だから。

Posted byブクログ

2010/03/07

どこからが正常で、どこかまでが正常なのか。 アイスクリームパーラーの床が迫ってくる日があたしに来るだろうか。

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2009/10/17

2008.03.14. 大好きな「17歳のカルテ」の原作本。なんだか散文のように、ポツポツと書かれているエピソードたち。リサがもう1人いたとか、映画にはならなかったエピソードも。ここに出てくる少女たちは、狂気の中に住んでいるのか。思春期という特別繊細な時期特有のものなのか。詳しい...

2008.03.14. 大好きな「17歳のカルテ」の原作本。なんだか散文のように、ポツポツと書かれているエピソードたち。リサがもう1人いたとか、映画にはならなかったエピソードも。ここに出てくる少女たちは、狂気の中に住んでいるのか。思春期という特別繊細な時期特有のものなのか。詳しいことはわからないんだけど、どうも惹きつけられてしまう。カルテや診断書のコピーがそこここに挿入されているのが、現実感を上げている。それにしても、邦題のつけかた。。。本も映画もリリカル。

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2009/10/04

映画「17歳のカルテ」の原作。 スザンナ・ケイセンの自伝小説。 1967年。ごく普通のティーンエイジャーだった著者が、アスピリン1瓶を飲み自殺未遂をおこして精神病院にほりこまれる。 「境界性人格障害」と診断され2年間の入院生活。 明るく(?)風変わりな少女たちとの出会い。 ほんの...

映画「17歳のカルテ」の原作。 スザンナ・ケイセンの自伝小説。 1967年。ごく普通のティーンエイジャーだった著者が、アスピリン1瓶を飲み自殺未遂をおこして精神病院にほりこまれる。 「境界性人格障害」と診断され2年間の入院生活。 明るく(?)風変わりな少女たちとの出会い。 ほんのわずかな違いのボーダーライン。 誰だって危うい。

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2009/10/04

『17歳のカルテ』として映画化された作品です。 作者の体験が基になっているようです。 主人公はボーダーライン人格障害の少女で、ちなみに17歳ではありません。 原題は『Girl,Interrupted』中断された少女、という意味です。

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2009/10/04

映画「17才のカルテ」の原作。ガラスのように脆い心を持った少女達の葛藤がよく書かれている。精神病への偏見が少し薄れました。

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2009/10/04

映画「17歳のカルテ」の原作。映画の主人公でもあったスザンナ・ケーセンが自らの実体験をかいたノンフィクション。

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2009/10/04

ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリーらが出演している映画「17歳のカルテ」の原作となっているのがこの本。1960年代のアメリカを舞台に展開されている。著者であるスザンナ・ケイセンが、境界性人格障害という診断でマクリーン病院に入院していた時のことを回顧して書きあげている。 ...

ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリーらが出演している映画「17歳のカルテ」の原作となっているのがこの本。1960年代のアメリカを舞台に展開されている。著者であるスザンナ・ケイセンが、境界性人格障害という診断でマクリーン病院に入院していた時のことを回顧して書きあげている。 狂気と正気の危うい境界をとらえ、絶賛を浴びた全米ベストセラーの1冊。

Posted byブクログ