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忍ばずの女 の商品レビュー

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2015/11/29

高峰秀子が演技論を展開している、少々真面目な本である。とはいえ、いつものデコちゃん風の軽みで彩られた楽しい本である、と簡単に言い切れない。「忍ばずの女」という題名は高峰秀子が書いたテレビドラマシナリオの題名である。なぜ、彼女がシナリオを書くことになったのか、それはこの本とシナリオ...

高峰秀子が演技論を展開している、少々真面目な本である。とはいえ、いつものデコちゃん風の軽みで彩られた楽しい本である、と簡単に言い切れない。「忍ばずの女」という題名は高峰秀子が書いたテレビドラマシナリオの題名である。なぜ、彼女がシナリオを書くことになったのか、それはこの本とシナリオの核心であるので詳細は書かないが、高峰秀子及び石井ふく子、二人の才女の数奇な人生そのものと分かち難くある

Posted byブクログ