ああ回天特攻隊 の商品レビュー

横田寛(著者)

　彼らはどんな気持ち…

[文庫ＯＦＦ]

　彼らはどんな気持ちで最後の時を過ごしたんだろう??その旨にあったのは希望だろうか絶望だろうか??回天特攻隊・・・・紛れもない事実を突きつけられて　胸が痛い　そんな本です

結局、特攻して死んだ…

[文庫ＯＦＦ]

結局、特攻して死んだいった人々は、戦争についてどう思っていたのか。生き残った人間がとやかく言うべきことではないでしょう。

2021/08/22

人間魚雷「回天」の記録。
鋼鉄の棺の中に青春を封じ込め、生還ゼロパーセントの攻撃に三たび出撃するも、故障などで空しく帰投した著者。
祖国の勝利を信じ、身を投じた僚友たちとの苦悩の日々を描いた感動のノンフィクションです。
周南市に行ってみたいと思います。

彼らはその愛のすべてを、愛する人の住む国をまもるために、その人たちのしあわせをまもるためならば、惜しげもなく死ぬことができると、自分の生命に対する考え方の結論を、そこに見出し、敢然として敵艦に体当たりしていったのである。 ー 359ページ

2015/04/23

回天搭乗員・横田寛氏の回顧録。回天という特攻兵器に志願して乗り組む理由、出撃時の気持ち、そして出撃の度に機器の不調などで特攻できないつらさ。当時の一青年が何を見て、どう感じたのか、生の感情が溢れている。

2011/08/24

ああ、素晴らしかった。海の特攻人間魚雷『回天』については他の本や映画で知っていたが手記は初めて。40年近く前に書かれたと思えないほど読みやすく少年達の青春、特攻にかけた信念には胸が詰まった。読んで本当に良かったと思えた一冊。

2009/12/17

空の特攻と同じく、海にも特攻が存在しました。
3度出撃しながらも会敵せず、もしくは故障などで帰還、終戦を迎えた著者の語る回天特攻隊。

戦争は悪だ！特攻は犬死だ！そう思ってる人にもぜひ手にとってほしい。
過酷な時代を生きた若者の青春ってなんだ？

2009/11/12

親戚の家系の者がこの特殊潜航艇「回天」により戦死をしているので、その事を思い出してしまいます。また、航空機と違いその存在もあまりよく知られていずその事も考えると殊更に切なくなります。