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好色屋西鶴(第1部) の商品レビュー

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2023/12/03

井原西鶴については詳しくありませんが、俳諧師から作家になっていく過程が書かれます。(伝記ではありません。) 「好色屋」のタイトルの通り、内容はかなりエロいです。でもちょっとコミカルな感じもしますね。台詞が全篇にわたって関西弁(大阪弁)のためでしょうか。「エエか、エエか、エエのんか...

井原西鶴については詳しくありませんが、俳諧師から作家になっていく過程が書かれます。(伝記ではありません。) 「好色屋」のタイトルの通り、内容はかなりエロいです。でもちょっとコミカルな感じもしますね。台詞が全篇にわたって関西弁(大阪弁)のためでしょうか。「エエか、エエか、エエのんか?」とか鶴光師匠じゃありませんか。笑 関西弁非ネイティブな身からするとどの程度正確な関西弁なのか分かりませんが、作者東京出身なのによくこれだけ書けますね。 第2部では作家になった西鶴について書かれるのでしょうか。またエロそうな予感がします。

Posted byブクログ

2020/06/27

1994年の有楽出版社発行の単行本。時代物となると娯楽小説という言葉があっているように気がする。西鶴の芸術家としての流れを表現するために幽霊とか関係する女性が出てくるのはよくあるパターンかもしれない。

Posted byブクログ

2012/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んだのは,2度目ですが,なかなか頭に入ってきません。 栗本薫ほど時代ものが好きでないからかもしれません。 週刊実話に連載されていたとのことですが, 週刊実話の系統の作品があまり好きでないからかもしれません。 西鶴は「1992年の11月に頼まれて,新神戸オリエンタル劇場での上演のための脚本を書いたのが原型だった」と第二部のあとがきに書かれている。 「脚本というかたちではほとんど書き残しておけないこともあって,これは脚本と別バージョンとして書いておきたい」 ということらしい。

Posted byブクログ