都市フランクフルトの歴史 の商品レビュー
地元の図書館で読む。読んだのは、プロシア帝国と戦後の部分です。この都市が、欧州の金融センターであることがわかりました。ただし、その理由がよくわかりません。何故、ベルリンとの競争に勝利したのでしょう。
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[ 内容 ] カール大帝の文書に地名が記されて、今年1200年祭を祝うフランクフルト。 中世以来、神聖ローマ皇帝の選出・戴冠都市であり、大市開催地であり、近代にあってはドイツ統一運動と国際金融の中心地となり、今日では欧州連合の中央銀行の所在地となった。 この地はまたゲーテ、ロスチャイルドを生み、ビスマルク、ヒトラーに嫌われた都市でもあった。 本書はこの特異な都市の歴史を辿り、ドイツの歴史を興味深く描き出している。 [ 目次 ] 第1部 中世から近世へ(中世都市フランクフルトの成立;国王の選挙と戴冠式;大市の発展とブックフェアの起源;ユダヤ人とゲットーの建設;宗教改革とフェットミルヒ反乱) 第2部 近世から現代まで(ゲーテの時代―フランス革命前後;フランクフルト国民議会からプロイセン都市に;産業革命と都市の拡大、金融都市化;ワイマールからナチ体制へ;終戦の破局からヨーロッパの経済首都に) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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