憲法学教室 新版(1) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
かなり前(1988年刊行)の憲法人権編の基本書で、情報公開等アップデートしなければならないところがある。著者は神戸大学教授(当時)。また、判例・通説と異なる箇所も多い。が、全体的に口語的で大変読みやすく、わかりやすい。所々脱線する記述があるが、小ネタが利いていて可笑しい。個人的には、子供の学習権は参考になった。著者の論理ならば、不適格教員の保護者による排除と、中央・地方自治体による法令・条例での教員規制の制限・限定とを両立しうるロジックと見受けられるからだ。なお、第二版あり。
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