行政革命 の商品レビュー

デビッド・オズボーン(著者),テッドゲーブラー(著者)

2018/05/13

企業は利益を目的に活動するが、行政の指導者たちは再選を目的に活動。
企業の収益は顧客から入ってくるが、行政の歳入は納税者から。
行政は政治家を満足させることが目的。政治家の原動力は利益集団。
行政は課税での収入のため、お金を浪費したり、間違った使い方をすることができない。そのため、失敗は許されないという意識になる。
行政は情報公開が求められるが、経営者は密室で即断できる。
政府の根本的な使命は金を儲けることではなく、善行を行うこと。
行政はその人がどの程度支払い能力があるか、奉仕をしているかな関係なく公平にサービスする必要がある。
規則志向ではなく使命志向。
失敗に予算をつけない。犯罪率が高まったからといって、予算を増やさない。
10年間の予算編成。
1994年に出た本のことがまだ浸透していないのが残念。

2012/09/11

大学院のテキスト。
アメリカの行政についてのものだが、少し古い。
また、少し読みにくかった印象。

2009/10/04

１９８０年代から９０年代にかけての米国の行政改革の動きを事例とともに詳細に紹介。競争原理の導入等による行政分野の生産性、効率の向上に向けた取組の軌跡を辿ることができます。我が国の行政改革にも影響を与えた名著。