寺山修司から高校生へ の商品レビュー
ひじょうに面白かった。 この本の内容は高3コースという雑誌の連載だったそうだ。 寺山修司が本気で殴り合う。まさにボクシングしてるみたいだ。 思い切りよくぶつかってくる奴には、さらりとよけ。 怖くて殴ることもできない奴には、かかってこいや〜〜!と挑発する。 女の子の黄色い声援は有り...
ひじょうに面白かった。 この本の内容は高3コースという雑誌の連載だったそうだ。 寺山修司が本気で殴り合う。まさにボクシングしてるみたいだ。 思い切りよくぶつかってくる奴には、さらりとよけ。 怖くて殴ることもできない奴には、かかってこいや〜〜!と挑発する。 女の子の黄色い声援は有り難く頂戴する。 ま〜全編にあたってこんな調子だ。 とても面白かった!
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本書はいわば時間の砂の中に埋もれていた「もうひとつの寺山ワールド」である。 半世紀以上もたった今でも、みずみずしさを失わず、鋭い完成ととぎすまされたことばのやりとりで展開する新鮮な「対論」の数々を、今、心ゆくまで味わっていただきたいと思うのである。(古賀仁) ―目次― ■酒場が...
本書はいわば時間の砂の中に埋もれていた「もうひとつの寺山ワールド」である。 半世紀以上もたった今でも、みずみずしさを失わず、鋭い完成ととぎすまされたことばのやりとりで展開する新鮮な「対論」の数々を、今、心ゆくまで味わっていただきたいと思うのである。(古賀仁) ―目次― ■酒場がぼくの学校だった ■ここはことばの暴力教室だ ■思想のボクシングジム ■自己の絶壁をのぞく勇気を ■思想のないものはせめて方法を持て ■怒りをぶちまけてサンドバッグをたたけ ■「出会い」と「関係」と「対立」を ■人生に退屈してはいけない ■すべての疑問についてやりとりを ■ぼくが変わったのか読者が変わったのか ■おやじを殴り倒せ ■きどったあいさつはいらない ■投書はことばの爆弾である ■ときには酒場や町のほうが効果的な学校だ ■すべての門は開かれてある ■ぼくは諸君の敵なのだ
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