アイヌ語の集い の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
平成3年11月29日 北海道大学学術交流会館で開催した「アイヌ語の集い」の記録集。 会議の議論と会議後に、まとめた北海道知事への「要望書」も貴重。 1 既存のアイヌ語辞書の統合プロジェクト 2 アイヌ語地名データベース作成プロジェクト 3 アイヌ語の現代化プロジェクト 門外漢の個人的な感想としては、北海道が実施するとよいのは2の地名ではないだろうか。 北海道の地名については、北海道が市町村と協力して取り組むのがよい。 3は、北海道の教育委員会が協力して取り組むとよい。 1は、すでに刊行している出版社が連合して、文科省と協力して取り組むとよいかもしれない。 すべて北海道だけが取り組むより、方向性を分けていろいろな組織が協力して取り組むと前に進む気がした。 現状をお聞きしてみたい。 アイヌ語の研究をする際に,進むとよい道をいくつも提示している。まず「アイヌ語の集い」に触れてみてから進むとよいことが分かる。
Posted by
知里真志保没後30年を記念して行われたシンポジウムの記録。 言語を中心に民族、芸能などについて今現在最も油が乗っている研究者(当時はまだ若手?)が執筆している。
Posted by
- 1