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老いぼれグリンゴ の商品レビュー

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2014/01/25

ずんと突かれるような力強さがある。読みを止めて書きつけておきたくなるような文章とも遭遇する。 革命期メキシコを舞台に、死に場所を求めて戦場へやってきたアメリカ人(グリンゴ)をめぐる物語。いわゆる「ブンガク的手法(つまり読みにくくする工夫)」が全編を覆っているため、読者を選ぶ気はす...

ずんと突かれるような力強さがある。読みを止めて書きつけておきたくなるような文章とも遭遇する。 革命期メキシコを舞台に、死に場所を求めて戦場へやってきたアメリカ人(グリンゴ)をめぐる物語。いわゆる「ブンガク的手法(つまり読みにくくする工夫)」が全編を覆っているため、読者を選ぶ気はする。

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2010/10/10

読むきっかけ・期待:ビアスのその後を扱ったものとして紹介されていたから。南米文学強化中だったから。古本屋落穂拾い。 感想:南米らしく(汗と埃と家畜の)においたつような文章。キャラクターは典型的で、装置として動いている。革命・ナショナリズムに対しての作者の思想を体現するものとして作...

読むきっかけ・期待:ビアスのその後を扱ったものとして紹介されていたから。南米文学強化中だったから。古本屋落穂拾い。 感想:南米らしく(汗と埃と家畜の)においたつような文章。キャラクターは典型的で、装置として動いている。革命・ナショナリズムに対しての作者の思想を体現するものとして作られていると感じた。

Posted byブクログ

2010/07/25

(小説/映画化作品)革命騒ぎの最中、グリンゴ爺さんは死に方を求めて、ハリエットは家庭教師としてメキシコにやってきた。ふたりが出会うのは革命派の若き将軍トマス・アローヨと彼につき従う丸顔の女。メキシコ革命の戦塵のなかに消息を絶った,『悪魔の辞典』の作者アンブローズ・ビアスの最期の謎...

(小説/映画化作品)革命騒ぎの最中、グリンゴ爺さんは死に方を求めて、ハリエットは家庭教師としてメキシコにやってきた。ふたりが出会うのは革命派の若き将軍トマス・アローヨと彼につき従う丸顔の女。メキシコ革命の戦塵のなかに消息を絶った,『悪魔の辞典』の作者アンブローズ・ビアスの最期の謎を、アメリカ人女性と革命軍士官の愛憎劇をおり混ぜながら描く。

Posted byブクログ