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ふつうのくま の商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2021/11/21

やらなきゃいけないことがある。決めるまでと決めてからと実行してからのこと。くまの葛藤ぶりかわよくわかる。何がって明確ではないけど、やる前と後では少しかもしれないけど決定的に何かが変わったよ。自分自身も周りも。きっと。そうやって生きていくんだな。

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2015/09/04
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全部ひらがなで描かれた、でもちょっと大人向け?!の絵本。 ねずみさんとくまさんの友情物語。 「ゆうき」って、と親子で考えるのにぴったりの絵本物語!

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2014/08/25
  • ネタバレ

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勇気をふりしぼってすごいことをするのって立派だけど自分をまっていてくれる人の存在って大切だなって思いました。

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2013/09/30

10分くらい。 本が小さいので、読み聞かせには向かないかな。 くまは、おじいさんのおじいさんの おじいさんのおじいさんが、赤いじゅうたんで空を飛んだという話をお父さんから聞いていた。 いつかは自分が空を飛んでみたいと思っていた。 くまの家の床下に住んでいるねずみは、くまと一緒に...

10分くらい。 本が小さいので、読み聞かせには向かないかな。 くまは、おじいさんのおじいさんの おじいさんのおじいさんが、赤いじゅうたんで空を飛んだという話をお父さんから聞いていた。 いつかは自分が空を飛んでみたいと思っていた。 くまの家の床下に住んでいるねずみは、くまと一緒にピクニックに行くのが大好きだった。 でも、ある日くまが空を飛ぶことを決心した時、思わず 「かえれないかもしれないじゃないか」と言ってしまう。

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2014/05/27

空を飛びたいくまと、そのくまのともだちであるねずみの話。 全部ひらがなの文章で、句読点やスペースを多用しているわけでもないのに読みやすい。 風や空気の表現は美しく、恐怖の表現は恐ろしく、さみしさの表現はしくしくとさみしい。 絵は一色なのに表現豊か。読み終わってからねずみとくまの目...

空を飛びたいくまと、そのくまのともだちであるねずみの話。 全部ひらがなの文章で、句読点やスペースを多用しているわけでもないのに読みやすい。 風や空気の表現は美しく、恐怖の表現は恐ろしく、さみしさの表現はしくしくとさみしい。 絵は一色なのに表現豊か。読み終わってからねずみとくまの目線を追うとせつない。 文章も絵も良質な絵本。 くまは空へのあこがれを抱えていて、それが満たされない分だけいつもさみしい。 足るを知るねずみは、くまを支配したいわけでも傷つけたいわけでもないけれど、「いかなくていい理由」を与えてくまをひきとめようとする。 くまにもねずみにも感情移入できる。どっちもわかる。 決心しても、ぐにゃぐにゃになるほどの恐怖は戻ってくる。 いいわけは「しない」方向にも「する」方向にも使える。 友達だからって、夢や経験や感情や生き方を共有できるわけじゃない。 それは仕方のないことで、必ずしも悪いだけのことじゃない。 というところで「ひめねずみとガラスのストーブ」とちょっとつながるな。 http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4097264516 欲しいものに猛進できないくまと、くまを大好きなねずみというペアは「おことわり?」シリーズと同じだけど、だいぶ雰囲気が違う。 http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4265068294 ねずみの「いま」とくまの「いつか」に、鏡の国のアリスの「永遠にもらえないジャム」を思い出した。 水島広子の言ってた「未来に縛られると今を犠牲にしてしまう」ということも。 「あした」という概念はあしたになったらまた先へ行ってしまうから永遠に追いつけない。 http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4834003353 http://booklog.jp/quote/123343 http://booklog.jp/quote/15331 これは大人向け。 子供のころに読んだらきっと、希望がなくて嫌だったと思う。 今はこの本のなかに希望を見つけられる。 蒲生邸事件の「臆病者の勇気」を思い出した。 http://booklog.jp/quote/90390 見返しはふたりの足跡。 くまのまわりをちょこまかするねずみが可愛い。

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2012/01/16

こどもに読み聞かせのつもりで読み始め、その子供は、いつの間にかどこかへ行ってしまい、一人で読んだ。一度読んだだけではよくわからなかった。頭が固くなっているのだろうか。ねずみとくまのやりとりが、微笑ましい。はっきりと言葉にできない、じっとだまったままだったり、もごもごしたり、でもお...

こどもに読み聞かせのつもりで読み始め、その子供は、いつの間にかどこかへ行ってしまい、一人で読んだ。一度読んだだけではよくわからなかった。頭が固くなっているのだろうか。ねずみとくまのやりとりが、微笑ましい。はっきりと言葉にできない、じっとだまったままだったり、もごもごしたり、でもお互いに思いやりにあふれていてやさしい。「あのね、そらとぶって、なにがなんだくぁからなかったんだよ。ただこわかっただけなんだ。。。ぼく,ほんとうはゆうきなんかなかったのかもしれない」「ほんとうのゆうきって、そうなんだね」とねずみ。黒いくまが、そらをとんで、しろくなってしまった意図はなんだろう。恐怖で白髪になった、というのもへんだし。あんまり考えなくていいのかな。

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2011/12/18

「絵本」というカテゴリを作ろうかと思ったが、これはやっぱり小説。自分は毛が真っ白になるほどの冒険をしていないから、まだ「ふつう」でいいとは思えないのかもしれない。

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2011/04/12

一歩進む勇気、変わっていく勇気。 でも留まる勇気、変わらない勇気もある。 どちらも勇気。どちらも素敵。

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2010/01/30

佐野洋子さん、大好きです。これはその中でも特別に好きな一冊。あらすじ:くまの家にはご先祖様から伝わった空飛ぶじゅうたんがあります。くまは空を飛びたいのです。でも怖いから先延ばしにしてます。友達のねずみは「今の今が一番幸せ」だから、くまの気持ちが分かりません。ある日くまはとうとう決...

佐野洋子さん、大好きです。これはその中でも特別に好きな一冊。あらすじ:くまの家にはご先祖様から伝わった空飛ぶじゅうたんがあります。くまは空を飛びたいのです。でも怖いから先延ばしにしてます。友達のねずみは「今の今が一番幸せ」だから、くまの気持ちが分かりません。ある日くまはとうとう決意するのですが…。 くまは未来を見ています。ねずみは今を見ています。ずっと私はくまの方に共感していました。私の母はねずみの生き方が好きと言ってました。最近の私はどちらも大切だし、その二つの方向性を持っていたいと思います。

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