フロックスはわたしの目 の商品レビュー
速読10分x10回 作者は福沢諭吉の曾孫。病気で目が見えなくなって最初は別の犬がいたがこれは盲導犬ではなかった。盲導犬として訓練されたフロックスが1歳7か月で来てからともに歩んだ12年間を語っている。実際に見ないとなかなか信じにくいが本当に作者をうまく誘導してどこにもぶつからずに...
速読10分x10回 作者は福沢諭吉の曾孫。病気で目が見えなくなって最初は別の犬がいたがこれは盲導犬ではなかった。盲導犬として訓練されたフロックスが1歳7か月で来てからともに歩んだ12年間を語っている。実際に見ないとなかなか信じにくいが本当に作者をうまく誘導してどこにもぶつからずに歩けるようにしてくれるらしい。見ていた人があの人は目が見えるじゃないかと言うほどに。階段はどこと言うとそちらに行くし、階段があれば止まる。使うほうも使うほうで、さすが他の感覚が鋭敏な視覚障碍者らしく、ハーネスを通して犬が喜んでいるかとかまでわかるらしい。初めて二人で行った旅行があまり良かったので、その後はたびたび出かけているようだ。ところで、フロックスのうんちは筆者が手探りでトイレに捨てるのだそうだ。この始末ができない人は盲導犬を使えない。 盲導犬を連れて入ることを認めないホテルやレストランが多いなか、箱根のホテルが最初はダメだったけど見ていて他の客に迷惑がかからないのを理解してくれて今では普通に接してくれるという。筆者が出たドキュメンタリー番組では、そこと、犬はダメというレストランを対比させていたとのことで、理解が進むといいと思う。 しかし盲導犬を訓練する仕事というのもなかなかむつかしいだろうと思う。指示は英語でするというからアメリカで発達した方法だろうか?犬の資質にもよりそうだけれど(フロックスはその点仕事が好きで表裏がないという)、訓練法に興味がある。 全体で1時間40分かかったから速読でなくても読めたかもしれないが、速読のほうが毎回アウトプットするだけあって内容は覚えている。。。かな???あるいは今後忘れないかな???速読訓練を続けて様子を見よう。
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