カクテルブルースin N.Y. の商品レビュー

エルベルテリエ(著者),植田洋子(訳者)

2013/06/02

「カクテルアンコール in N.Y.」は持っているのに、第一作であるこの作品を持ってなかったため購入。
昔から、こういう酒にまつわるちょっとお洒落な話に弱い。ANAの機内誌で連載されている「あるこほーるのゆめ」も、飛行機にのるたびに楽しみにしているくらい。
これはニューヨークの「ジェイズバー」を舞台にしたカクテルショートストーリー。一つの話が数ページでさらりと読める。読後、カクテルを飲みたくなった。

2009/10/04

舞台はニューヨークの場末のカクテルバー "ジェイズ" 。
笑いあり、涙あり、恋もありのショートストーリーが42話収められており、それぞれに「ギムレット」「フレンチ75」「ピニャ・コラーダ」といったカクテルの名前がついているあたりが、ちょっとおしゃれ。
著者はなぜかフランス人数学者。ほどよくエスプリが利いてますから。