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仲間と暮らす家づくり の商品レビュー

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2009/10/04

以前に、読売新聞を読んでいたら、仲間と快適な共同生活をする ・・・・・・記事が出ていた。 それが、頭に入っていて、そんな生活って出来たら楽しいだろう・・・・と考えていたが、いつしか何処か頭の片隅にしまい込んでしまっていた。 先月、隣の老夫婦の旦那さんが他界された。残された奥さん...

以前に、読売新聞を読んでいたら、仲間と快適な共同生活をする ・・・・・・記事が出ていた。 それが、頭に入っていて、そんな生活って出来たら楽しいだろう・・・・と考えていたが、いつしか何処か頭の片隅にしまい込んでしまっていた。 先月、隣の老夫婦の旦那さんが他界された。残された奥さんは、意気消沈して 元気がない。過日、お参りがてら訪ねてみると、丁度、泣いていたところだという。それに、捻挫をしてしまい歩行が不自由だともいう。お隣は、娘さんが二人いて、神奈川に嫁いでいるそうな。残された奥さんが、気になるのか、ちょくちょく来ては、面倒を見ているようだ。 しかし、この姿は、決して特殊な例ではなかろう。現に、私の母も結局、1人暮らしをしている。戦後、高度成長や、個人主義が尊重され、核家族化が進み、家庭という物自体が、子どもの独立と共に、崩壊?している。また、結婚自体も以前のような絶対的なものから、相対的な物に意識変化が出てきているし、セクシャリティだけの問題でなく、ライフスタイルとして、独身を通す人間も多く存在してきている。 シングルのほうが、自分自身を大切に生きることができるからであろうか。  経済的にも、パラサイトシングルの言葉を生み出したように、親の庇護の元に暮らす女性だちも増えつつあるそうだ。家事は、母親がやってくれるために、快適な生活を楽しんでるようだ。一般的な社会そのものの機構が、シングル生活を助長している。 ところで、シングル生活で一番のメリットは、”自由気ままに” この一言でいい表せると思う。デメリットは、”不慮の事故、病気” ”不経済” 逆にメリットの裏返しの”淋しさ”。大多数の人たちは、サラリーマンとして家と、会社との往復を余儀なくされている。 生活の大部分を会社でのスペースで生活しているわけで、家では、その分自分自身の生活をenjoyしようと躍起になる。 で、将来、退職したとき、どういう生活が待っているのであろうか・・・・・ 私は、12年間サラリーマンをしてきて、そのときの人間関係は、ほとんど、会社関係であった。プライベートでも、会社の人間とのつき合いが多かったようである。 (寮生活が長い事もあるが)で、脱サラして、現在に至るが、やはり、会社の人間とは、疎遠になっていくことは否めない。いつも会っているわけではないので、話題が合わなくなってくるのである。退職したサラリーマンがその余生をどう過ごすか・・・・・・て事を60才 まえで体験したわけである。 それで感じるのは、地域社会とのコミュニティを大切にして、生き甲斐や友人をそこで作るという事であろう。 そんなとき、図書館で出会った本 そこに、使われていた言葉が、  グループハウジング 居住空間をいかに快適に有意義にくらしていくか。。。 そんな趣旨の言葉であろうか。

Posted byブクログ