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目黒警察署物語 の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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”キャリア候補警察官…

”キャリア候補警察官”時代の失敗談や苦労話、独身時代の家族とのやりとりなどを中心に書かれている作品。「官僚臭さ」をほとんど感じさせない内容が逆に斬新でよかったです。

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キャリア警察官僚とし…

キャリア警察官僚としてあさま山荘事件などに挑むことになる著者が、最初の配属先である「目黒警察署」時代を回想して書いている秀作。警察官志望の人はもちろん、それ以外の人にも楽しめる警察物語である。。

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危機管理のスペシャリ…

危機管理のスペシャリストが警察をしていたころの回想録である。

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2023/09/02

⚫︎戦後間もない警察の内情が垣間見える一冊。 ⚫︎筆者はよくまめに記録している。空襲の時にも記録しているなんてほんとに凄い。 ⚫︎高級官僚だけあって、同期は軒並み出世して大幹部になっているのは凄い。 ⚫︎出世する、しないがこれだけハッキリしている世界もすごいが、秩序はたしかにある...

⚫︎戦後間もない警察の内情が垣間見える一冊。 ⚫︎筆者はよくまめに記録している。空襲の時にも記録しているなんてほんとに凄い。 ⚫︎高級官僚だけあって、同期は軒並み出世して大幹部になっているのは凄い。 ⚫︎出世する、しないがこれだけハッキリしている世界もすごいが、秩序はたしかにあるなと。 ⚫︎細かい人事模様の一冊があれば、尚嬉しい。

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2017/05/03

佐々さん、イラストが上手い そして自分は男前に描く だが、当時の写真も載っていて昭和一桁生まれ 間違いなく当時のイケメン 若かりし頃を知らなかったので 髷が似合いそうな顔立ちだと思っていたが 家柄がそうだった 交番の交通費を貸してくれるっていうのは 当時は自腹だったようだ 佐...

佐々さん、イラストが上手い そして自分は男前に描く だが、当時の写真も載っていて昭和一桁生まれ 間違いなく当時のイケメン 若かりし頃を知らなかったので 髷が似合いそうな顔立ちだと思っていたが 家柄がそうだった 交番の交通費を貸してくれるっていうのは 当時は自腹だったようだ 佐々さんの嫉妬レビューも多いが(鼻に付くなど) 違い過ぎて(出自、東大法学部卒など) 嫉妬の対象にもならないので 素直に書いてあることを受け取ってしまう 自分は気にならない あの時代にわざわざ警察目指すって 思うところがあったんだろうし 安全圏から口だけ出して 何もしない人が言うのはおかしい

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2014/09/15

あさま山荘事件の陣頭指揮にもあたった佐々淳行の社会人1年目、新米警部補時代のポリスドキュメント。『東大落城』、『連合赤軍「あさま山荘」事件』のそうだが、ノンフィクションとして、ただひたすら事実の並べるに留まらず、当時の世相と著者自身の思想を背景にドラマタイトな読み物に仕上げてくれ...

あさま山荘事件の陣頭指揮にもあたった佐々淳行の社会人1年目、新米警部補時代のポリスドキュメント。『東大落城』、『連合赤軍「あさま山荘」事件』のそうだが、ノンフィクションとして、ただひたすら事実の並べるに留まらず、当時の世相と著者自身の思想を背景にドラマタイトな読み物に仕上げてくれる。本書も実に読み応えのある良書でした。

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2012/12/04

佐々さんの新任時代プラス、戦時中だった子供時代の思い出です。 男子たるものや……という硬派・まじめ路線に、読み手を楽しませようとボケも入れてみせる、そこに超エリートのイメージはないですねw 「東大落城」「浅間山荘」も読んでみます。

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2010/04/29

佐々淳行氏の若かりし頃の交番日記。当時でしか考えられないような迷惑な市民が多数登場する。個人的には「連合赤軍浅間山荘事件」も捨てがたい。なお、浅間山荘事件には 後藤田正晴・佐々淳行・平沢勝栄・亀井静香らが取り組んでいたらしい。

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2009/10/04

おもしろい。佐々さんの官僚としてのスタートを描いていて、当時の警察を取り巻く状況や社会情勢も垣間見えてすごく楽しい一冊。ちょっと文体に抵抗があったけど、許せてくる。エリートの視点からの描写なんだけど、佐々さんは本当に「ノーブルオブリッジ」、そういう姿勢だから嫌味には感じない。 ...

おもしろい。佐々さんの官僚としてのスタートを描いていて、当時の警察を取り巻く状況や社会情勢も垣間見えてすごく楽しい一冊。ちょっと文体に抵抗があったけど、許せてくる。エリートの視点からの描写なんだけど、佐々さんは本当に「ノーブルオブリッジ」、そういう姿勢だから嫌味には感じない。 所々に当時の東京についてのエピソードが沢山挿入されていて、それもまた大変興味深い。空襲で人口百万人を割った東京に残った人たちこそ、真の「東京人」だ、って部分には感心しながら頷いたけど、「東京人」に連載されてたって知ってちょっと苦笑。 何度も引用される「海軍次室士官心得」は是非読んでみたい。でも入手が難しそうなので「新しい監督者論」を読もうと思う。 全然関係ないけど、つい前に読んだ「小説陸軍」にも登場した「大日本史」の編纂に佐々さんの祖先が関わっていたらしい。

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