200クラシック用語事典 の商品レビュー
クラシック用語事典というタイトルだが、事典とは名ばかりの、クラシック用語をお題としたエッセイ集。執筆者による自由なワード展開がメイン。 その文章は執筆者にもよるが、全体的にどうでもいい様なゆるい内容である。腑に落ちる様な文章でもないし、新たな気付きが得られる様な文章でもない。せ...
クラシック用語事典というタイトルだが、事典とは名ばかりの、クラシック用語をお題としたエッセイ集。執筆者による自由なワード展開がメイン。 その文章は執筆者にもよるが、全体的にどうでもいい様なゆるい内容である。腑に落ちる様な文章でもないし、新たな気付きが得られる様な文章でもない。せめて、文章が面白ければ良いのだが、私はまるで面白さは感じなかった。 「200音楽書シリーズ」は、たくさん読んでおり、そのうち数冊は手元に残しているが、本書は所有しておく価値がないと判断した。 本書は、1994年の出版で廃刊になって久しい。当時の評判はどうだったか知らないが、少なくとも、今現在、これから中古で手に入れてまで読むような価値はないと言えるだろう。
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