レッド・デス(上) の商品レビュー

マックス・マーロウ(著者),厚木淳(訳者)

南極で氷付けになって…

[文庫ＯＦＦ]

南極で氷付けになっていたナマケモノの死体が発掘されたことから、世界中に未知のウイルスが広まってしまう・・・という、ありがちなストーリーですが、人々のパニックの様子、ストーリーの展開など、上物です。　おすすめ！

2016/06/20

最初読んだときは、ストーリー展開が速く、これは絶対に映画になるな、と思ったものでした。久しぶりに思い出して読んでみたのですが、映画に必要な恐怖が足りないかな？惜しいです。

2012/03/24

南極の氷床から体長十米を超すメガテリウム（ナマケモノの近縁）が発見される。推定十万年前の無傷な氷漬け死体であった。その後、謎の出血熱が多発。ここ暫く感染症に関するノンフィクション及び渋めの小説を読んできたが、これは人類滅亡の危機に立ち向かうという典型的なバイオパニック・ノベル。症状は真性赤血球増加症と同じだがレッド・デスは感染力をも併せ持つらしい。しかも古代ウィルスの為、人類には免疫がなく、爆発的なパンデミックが起こるという設定。研究用ウィルス確保の為、主人公一行は荒波逆巻く南氷洋へ！人類の運命や？【続】

レッド・デス〈上〉 >> ２月初から散発的に読み続けて来た感染病関連本 在庫一掃セールの終尾を飾る９冊目には相応しくない感もある無名バイオ・パニックものだが、旅の友にはこの位がちょうど良いかもしれない。掘り出し物であることを期待しつつ始読。＾＾；2012年03月11日