すべての美しい馬 の商品レビュー
冒険あり恋愛あり、そしてビルディング話でもある。西部劇のようなストーリーであるがこの作家の特徴であるすべてが地で書かれているので読みにくさはある。同じ作家のロードのほうが自分にとってはわかりやすかった。
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- ネタバレ
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美しい作品、というのはあえて挙げようとすると とてつもなく少ないものです。 でもこの作品はたとい結末があれであろうとも 美しいんですよね。 それはどこか引いた感じの文体だからかもしれません。 たとえそれが無実の罪をかぶる形になっても 思った形のハッピーエンドを得られなくても。 少年たちは、荒野を目指していくのです。
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『プリズンブッククラブ』のなかで、読んでいる人がいた本。語り手の旦那さんだったかな? 50年代、牧畜業をするためにテキサスからメキシコへ馬に乗って不法入国する16歳の若者が主人公。馬と彼が強く美しい。 文章が、一文がとても長くリズムがある。これが異様に美しい。フォークナーの衣鉢を...
『プリズンブッククラブ』のなかで、読んでいる人がいた本。語り手の旦那さんだったかな? 50年代、牧畜業をするためにテキサスからメキシコへ馬に乗って不法入国する16歳の若者が主人公。馬と彼が強く美しい。 文章が、一文がとても長くリズムがある。これが異様に美しい。フォークナーの衣鉢を継ぐといわれている、ってなるほど。
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