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すべての美しい馬 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2020/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美しい作品、というのはあえて挙げようとすると とてつもなく少ないものです。 でもこの作品はたとい結末があれであろうとも 美しいんですよね。 それはどこか引いた感じの文体だからかもしれません。 たとえそれが無実の罪をかぶる形になっても 思った形のハッピーエンドを得られなくても。 少年たちは、荒野を目指していくのです。

Posted byブクログ

2018/01/24

『プリズンブッククラブ』のなかで、読んでいる人がいた本。語り手の旦那さんだったかな? 50年代、牧畜業をするためにテキサスからメキシコへ馬に乗って不法入国する16歳の若者が主人公。馬と彼が強く美しい。 文章が、一文がとても長くリズムがある。これが異様に美しい。フォークナーの衣鉢を...

『プリズンブッククラブ』のなかで、読んでいる人がいた本。語り手の旦那さんだったかな? 50年代、牧畜業をするためにテキサスからメキシコへ馬に乗って不法入国する16歳の若者が主人公。馬と彼が強く美しい。 文章が、一文がとても長くリズムがある。これが異様に美しい。フォークナーの衣鉢を継ぐといわれている、ってなるほど。

Posted byブクログ