よくわかるコンピュータ・キーワード解説 の商品レビュー

玉置彰宏(著者)

2013/03/27

p97. 「コンピュータの歴史は企業撤退の歴史」
３８項目、４５くらいの見出し語。
見出し語を現在使っている用語との対応を取るのも勉強になるかも。
参考文献がよい。岩波情報科学辞典を最初にあげているのもおしゃれ。
内容のばらつき加減が専門家であることを匂わせている。
索引に人名、企業・団体名があるのもよい。固有名詞は検索のときに重要だ。
二人の偉人のMEMEXのブッシュ、ダイナブック構想のアランケイ。
「２０年後のコンピュータ」。ちょうど、今年だ。
「将来はあなたが主役」そう。コンピュータは主役ではなく、後ろに隠れ、縁の下の力持ちに。
パスカルの加算機がパリの工芸学校博物館に、ライプニッツの四則演算機械がハノーヴァの国立図書館にあるとのこと。詩人バイロンの娘、エイダ（ラブレース伯爵夫人）が史上初のプログラマとのこと。