ブルーワー英語故事成語大辞典 の商品レビュー
おすすめ資料 第54回由緒正しき英米文化の薀蓄(2007.12.7) 堅い雰囲気のタイトルをみて敬遠してしまいそうですが実はユニークな辞典です。 見出しごとに一応定義は書かれているものの、その後にはそれにまつわる豆知識が続くのです。 Christmas の項をひくといちばん...
おすすめ資料 第54回由緒正しき英米文化の薀蓄(2007.12.7) 堅い雰囲気のタイトルをみて敬遠してしまいそうですが実はユニークな辞典です。 見出しごとに一応定義は書かれているものの、その後にはそれにまつわる豆知識が続くのです。 Christmas の項をひくといちばん最初に書かれているのがこの記述です。 「12月25日はキリスト降誕日である. しかしこの日は一般に考えられているのとは違って、ほとんど確実に、キリストが生まれた日ではない.」 こんな辞典はほかにあまりないのではないでしょうか。 全体に「英米文化のトリビア集成」といった趣です。 ただ、本当に些末にみえる事柄も、知っていると、英米文化圏の作品に触れるときに何がしかの理解の助けになることが必ずあるはずです。 ともかく読んで楽しい辞典です。 Christmas decorations の由来なども興味深いですし、ほかには「英国皇太子はなぜPrince of Walesなのか」「ロンドン警視庁はなぜScotland Yardと呼ばれるか」なども調べられます。 これらの答えはぜひ現物でどうぞ。
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