おとなしい めんどり の商品レビュー

ポール・ガルドン(著者),谷川俊太郎(訳者)

2025/02/01

これはまさしく我が家の思春期反抗期真っ盛りの娘と私の最近の姿だわ！！！
ごはんを作ってさ、「運ぶの手伝って〜」「やだ！」「なら食べなくていいわ〜自分でなんとかしなさい！」「やだ！」（…イヤイヤ期の2歳児かっ！）
この本読み聞かせた時上の娘も一緒にいたのね。
その気まずそうな顔ったら！笑
ありがとう！ポール•ガルドンさん！
ありがとう！谷川俊太郎さん！
母はちょっとスッキリしました笑

2022/07/13

めんどりのお手伝いを「やだね」と一蹴し、ダラダラ過ごしている犬たちの怠け者っぷりがおもしろい。
それに文句も言わずに「じゃあ私がやるわ」と、淡々と仕事をこなしていくめんどりが、最後にぎゃふんと言わせる痛快な物語。
粉ができていく過程を見ているせいか、お菓子が焼けるシーンは本当にいい匂いで美味しそうに感じました。

2021/03/08

挿絵も翻訳も良かったです。3歳1ヶ月、食いつきが悪かったのは、好みの問題か、もしくは少し説教臭かったからか…？でも道徳的にはとても良い絵本（働かざるもの食うべからず）なので、図書館で借りましたがもし食いつきが良ければ家に置いておきたいくらいです。

2019/12/27

勤労の大切さを教える道徳的寓話らしいんだけれど、そんなことはどっかに吹っ飛んでしまう面白さ。
とにかく動物たちの表情が最高。
特に最後の頁の三匹の顔は何度見てもおかしい。

2018/03/06

昔話形式の創作絵本。
むかし、ねこといぬとねずみとおとなしいめんどりがいごこちのいいちいさないえにすんでいた。
ここでははたらいているのはめんどりだけ、ねこといぬとねずみはいつでものんびり。めんどりは、ひとりでこむぎをまきせわをして、こむぎをかりとりこなにひいておかしをやいた。その都度手伝いを頼むがみんないやだといっててつだってくれない。
ケーキの焼けるいいにおいをかいで、みんな台所へとかけつけた。めんどりにおかしをたべるときかれて、みんな食べると答えた。けれどもめんどりは一人でお菓子を食べた。
それからめんどりはいつでも手伝いをしてもらえるようになった。
昔話の形式をとっているので順を追って話が進み小さい子でも理解しやすい。挿絵は穏やかな色合いの水彩画。

2015/10/05

他の動物とすんでいるおとなしいめんどり。でも、働くのはいつもおとなしいめんどりばかり。だから、最後には・・・・。

2012/10/27

繰り返しが喜ばれそう。短くて、四分くらい。お手伝いをしなさいという教訓にならないようにする。読みやすい。初心者向け。
めんどり、おかし、働き者

2012/09/30

絵がかわいい!
色合いがかわいい!

最初のページのポストの絵からもうたまらぬ。

って、ネズミでかっ。
裏表紙のネコがまたかわいすぎる。

2012/07/30

ロンドンオリンピックにちなんでイギリスの昔話。ポールのマッカートニーは開会式で唄ったけど、ガルトンは民話を描いているよ！こじつけだけど。

働かざる者食うべからず！働き者のめんどりと怠け者のイヌ、ネコ、ネズミ。誰も手伝ってくれないので、黙々と自分で何でもやっちゃう、文句ひとつ言わないめんどりだったけど…おとなしく美味しいとこを持っていかせないんだから。

昔話なので他にも同じ絵本はあるけどガルトンの絵が好き。
これも人からすすめてもらった絵本。

2014/01/14

一日中寝てばかりの同居人達をしり目に、一日中せっせとはたらくめんどりさん。畑で見つけた小麦の種をまく時も、育てる時も、粉にする時も、その粉からお菓子を作るときも、ひたすら「いやだね/よ/な」という同居人に怒りもせずに「わたしがやるわ」と一人で行う。

そんなめんどりさんが、最後焼いたお菓子を食べたいという皆にどう接するのかが見ものです。先を想像してしまう親の側の方が、このままおひとよしのめんどりさんで終わるのか、いやだと拒むのか、はたまたその他の展開かと、ワクワクしながら読みました。