「思いこみ」の心理 自分の弱点にとらわれるな！ の商品レビュー

加藤諦三(著者)

思いこみというものは…

[文庫ＯＦＦ]

思いこみというものは怖いものである。思いこみが激しい人はどうしてそうなってしまうのか全く理解できないが、少しはその心理を知ることができる。

自分の欠点、しかも病…

[文庫ＯＦＦ]

自分の欠点、しかも病的な精神疾患にさえも自覚がない事は恐ろしい事。ひとりでは生きていけない。内容はなんとか把握できたけれども、文章が難しかった。

2011/02/11

同じ事が起こったとしても、悩む人がいる一方、案外平気な人もいる。
自分の幸福に気づかず、満たされない思いに意識が集中する人がいる。
人間が幸せになるための障害とは何か。障害を乗り越える方法は？

著者自身かつてはそこに陥っていたせいか、「神経症者・神経症的自尊心」といったきつめの言葉を使って様々な事例を挙げる。

多くの人が不満を感じながら人生を送ってしまう心のカラクリを伝える。
読書の仕方としては、感情移入せずに客観的に読み進めると良い。

2010/08/16

私が心理学に入るキッカケになった本。まるで自分の事が書かれていると思うような内容でした。そこで「自分は病んでるな」と思い、その後「自己改革」へと踏み切ることになりました。なお加藤さんの本はほぼ全て読破しており、今でも新刊が出れば買って読んでいます。とにかく本なんぞ読むことがなかった私が本を読む人になった全ての始まりの本です。