マリカの永い夜 バリ夢日記 の商品レビュー
多重人格障害ってすごい奥が深い。アレルギーのくだりはほんとかよと思ったが、デタラメを書くような感じではなかったので一応信じることにした。紀行文の方はマジで楽しそうでめっちゃ羨ましかった。というのは同行者とすごく和気あいあいとしてるし、すごいみんなのびのびしてるっぽかったし、飯が全...
多重人格障害ってすごい奥が深い。アレルギーのくだりはほんとかよと思ったが、デタラメを書くような感じではなかったので一応信じることにした。紀行文の方はマジで楽しそうでめっちゃ羨ましかった。というのは同行者とすごく和気あいあいとしてるし、すごいみんなのびのびしてるっぽかったし、飯が全部おいしいという、とにかくいいことしか書かれてなかった。バリ行きたい欲が湧く。
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マリカの中に別の魂が入っているって、多重人格をそんな感じで捉えてておもしろかった。ビリーミリガンとかも読んだことあるけど、多重人格って、人間って不思議
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13歳の少女マリカの中には、沢山の人格がいました。 元主治医ジュンコは、多くの時間をマリカの治療と研究に費やし、そして人格は少しずつ統合され… ある日二人はバリ旅行へ向かいます。 それは、マリカの中にいる小さな男、オレンジの願い。 10年間の治療で、唯一残った人格オレンジ。 そ...
13歳の少女マリカの中には、沢山の人格がいました。 元主治医ジュンコは、多くの時間をマリカの治療と研究に費やし、そして人格は少しずつ統合され… ある日二人はバリ旅行へ向かいます。 それは、マリカの中にいる小さな男、オレンジの願い。 10年間の治療で、唯一残った人格オレンジ。 それは、決断の旅でした… 絡みつくような濃厚な空気、生い茂る木々、海、水、バリの民族音楽。どっぷりバリに浸れます。そして、マリカ、オレンジが愛おしく感じます。 なんと言っても、原マスミさんの絵が素敵すぎます♡♡♡
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この本を読んだら、まっさきに行きたい国はバリになった。 マリカという女の子。 彼女は多重人格。 前テレビで多重人格の女の子の映像を見たのを思い出した。 母親が娘の中に知らない何人もの人が出てくるのを録画してた。 人間って複雑過ぎる。 マリカの中には、本当に様々な人が...
この本を読んだら、まっさきに行きたい国はバリになった。 マリカという女の子。 彼女は多重人格。 前テレビで多重人格の女の子の映像を見たのを思い出した。 母親が娘の中に知らない何人もの人が出てくるのを録画してた。 人間って複雑過ぎる。 マリカの中には、本当に様々な人がいる。 ミツヨにペインにハッピィとオレンジ。 マリカに出来ないことが、彼らには出来てしまう。本当に不思議。 マリカなのに、マリカとは別に違う様々なひとたちが、 マリカを庇うために、守るように、傷を癒すために、人格を変えて登場してくる。 私達大人よりも、こども達や動物のほうが、 ずっとずっと生命力があるように感じた本物語だった。 112 マリカとオレンジは人間同士ではありえないことぐらい、 どんなときも、いつも居た。でもどんなときもマリカを嫌いにならなかった。 人の悪口を言ったり、嫌いになるのって、 私自身の我が儘って思ってたけど、 好きな人を嫌いなったり、好きになるのは、人間らしいのかもしれないなー でも、嫌いになるのも好きになるのも、 なんとなく、「そこそこ」が必要な気がする。 こんな物ほど計り知れないんだろうけど、どこかで計算してしまう。 最初は、よしもとばななさんの日記を読むのはすごく変な感じだったけど、 すっごく楽しかった。 バリの魅力を教えてくれるし、 彼女はすみずみまで、色んな重大なことを逃していないのだ。 またそれを、私達多くの人に逃さず伝えてくれてる。 よしもとばななさんの本を読んだだけで、 もう人生がオッケーに見えてくる。大げさかな。 もう読んでたらなんかどうしようもない気持ちになってくるー こんなこと考えるのも恥ずかしいけど、 いつか、もし!もし!大切なひとが出来て、わがままとか聞いて欲しいお願いごと言えるようになったら、 よしもとばななさんの本、買ってって言いたい笑 いや、やっぱり自分で何かあるごとに買ったほうがいい! 本当に人を真っすぐに信じれるくらい、強くて優しい人になりたいものだ。
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前半は小説で、後半は、吉本さんがスタッフさんたちとバリに行った時の旅行記だったが、前半の小説の方がおもしろかった。
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2013.06.05読了。 今年25冊目。 マリカの永い夜は小説で、後半は作者のバリ旅日記。 またもや多重人格の話でびっくり、知らず知らずに引き寄せてるんだろうか。月末からバリに行く予定だったから選んだんだけど笑 マリカのほうも、旅日記のほうもバリの神秘的な宗教部分が強めに...
2013.06.05読了。 今年25冊目。 マリカの永い夜は小説で、後半は作者のバリ旅日記。 またもや多重人格の話でびっくり、知らず知らずに引き寄せてるんだろうか。月末からバリに行く予定だったから選んだんだけど笑 マリカのほうも、旅日記のほうもバリの神秘的な宗教部分が強めに描かれていて面白かった。 私も前にバリに行ったとき、こんな風に夢を見たりはしないけど何となく空気の中に感じるものはあった。 そしてのんびりと流れる時間、美しい自然が思い出されて、早くバリに行きたくなった。 吉本ばなな氏の日記は半端なく面白くて読みながら一人にやついてしまったw
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淡々としている文なのに。 元気がない時に読むと何だか、のまれてしまうような。 読み終わった後も、何だかどこかに残っている、だからと言って後味が悪いわけではないんです。
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マリカの永い夜 多重人格のマリカとそのお医者さんがバリに旅行に行く話。マリカの辛い人生をつらつら書くんじゃなくて、最後の最後、これからきっといいことしかないってところを短いストーリーで書いてあって、爽やかな気分になる。 バリの夢日記 こんな日記書けたらおもしろい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
題名にひかれて手にとってみた作品。普通の小説のようであり、ある意味そうなのだが、後半がそうではない。それは、前半がバリを舞台とした小説であり、後半が作者のよしもとばなながバリを旅行した際の日記になっているのである。両者から、バリの神聖な雰囲気が感じ取れる。そのどちらにしても、共通のものとして「非日常」がある。小説ではマリカという不思議な少女が、そしてまた不思議な能力を持っている。そしてそれが不思議ではなく、とても自然に感じられるくらいの場所である、そんな場所がバリであることが夢のような旅である後半のバリ旅行記によって確認できるのである。
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面白かったけど、小説のところしか読まなかったから星4つ。 数年前に行った、バリ独特の匂い空気、街の人たちを思い起こさせるような一冊でした。
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