コックサッカーブルース の商品レビュー
スピーディな展開と心…
スピーディな展開と心地よいミステリーでサクサク読めます。村上氏の作品は「限りなく透明に近い・・」と「コインロッカー・・」しか読んだことが無かったのですが、この作品が一番クールだったな。と思いました。。
文庫OFF
村上龍は、人が見よう…
村上龍は、人が見ようとしていない世界に本質があると思っているのではないかという気がします。
文庫OFF
読んだ側から忘れていく本。不思議だ。SM経験はないけど手に取るように感じる。また半年したら読んでみよう
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変態かつ奇想天外なのになんとなく馴染む妙な感じ。なんだこれは(笑)って思いながらも結局、最後まで楽しく読んでしまった。解放ってなんだろうね?のひとつの回答じゃないかな。
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「自分は他人と会うと赤面してしまう、赤面は恥ずかしいから人と会うのは止めよう。これはあきらめです。赤面するくせのある自分を受け入れて、自分は赤面する、それはしょうがないと、あるがままに受け止めることが大切」
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・気がかりなことを忘れたいと思うから仕事が進むのだろうか。いや、仕事なんて本質的にそういうものなのだ。仕事は、いやなことをただ忘れるためにやるものだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
村上龍お得意のSMの話なのだけど、単なるエロ小説と片付けてしまうのは間違いだろう。 読み終わったときの感覚は、とにかく「虚しさ」だった。途方もなく世界は広がっていて、自分はその中であってもなくてもいい存在だと感じた。自分を否定するわけではないが、事実としてそうなのだろうという、ある種の諦めのような感覚だった。 この作品も世界を動かしているエリートやそれ以上の地位にいる人たちの様相がちらりとだけ見ることができる。というよりは「察することができる」といったほうがいいかもしれない。そして、そういった人たちと自分のような人間をつなぐ装置としてSMが用いられている。 性的倒錯としてのSMを超え、人格をも無視したもっと別のステージへ行くためのものとしてSMは描かれている。いまはやりのアセンションというやつかもしれない。 マジック・リアリズムのような話を、この作品では徹底的に現実的に描いている。非常に幻想的な話だけど、限りなく現実的に思え、自分の想像をはるかに超えた世界があった。 ただ、作品の印象として欧米に対する作者のコンプレックスがちらほらと見えたのがやや興ざめしたところ。そこまで世界を見通せるのならば、自分自身の問題も昇華できるのでは、と考えるのだけど、どうなのだろう。
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読んでる間おもしろくておもしろくて仕方がなかった 自分が全然知らない世界を覗いている感覚 なぜか村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と「羊をめぐる冒険」を思い出した
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