ひとりぼっちの不時着 の商品レビュー

ゲイリーポールセン(著者),西村醇子(訳者),安藤由紀

2011/01/05

小学生の頃大好きで，何度も何度も借りて読んだ本．
不運な事故で湖のほとりに不時着してしまった少年が，たった一人で孤独に耐えながら生き延びる話．
とてもリアルなサバイバル生活の様子にわくわくし，少年が生きていくためにどんどんたくましく成長していく姿が好きだった．
作中で少年はカメの卵を食べるのだが，あとがきに作者が実際にカメの卵を食べたところとてもまずかったと書かれていたのが印象的．
あの細かいサバイバル描写は作者の実体験に基づいているのかも．

2010/08/29

　サバイバルは憧れだけじゃ乗り切れないんだぜ・・・という話。本当に。身に着けていたわずかなものだけで、深い森のなかの、湖のほとりにいる少年が、一番価値のある「自分」で乗り切ろうとする話。
　あとがきも意外と面白い。

2009/10/04

・・・いろんな意味でムリ。怖かった。実際にこうなったら・・・て考えると、この主人公みたいになれないと思う。怖かったけど、でも、「今」を大事にしていける気がする。