ニーチェ書簡集(Ⅰ) の商品レビュー
『書簡集Ⅰ』では若きニーチェから哲学者ニーチェへと成長していく過程を見ていくことができます。哲学書では知ることのできないニーチェの素顔が知れて非常に興味深かったです。 そして『書簡集Ⅱ』では1884-1889年というニーチェ晩年の書簡を見ていくことになります。いよいよニーチェ...
『書簡集Ⅰ』では若きニーチェから哲学者ニーチェへと成長していく過程を見ていくことができます。哲学書では知ることのできないニーチェの素顔が知れて非常に興味深かったです。 そして『書簡集Ⅱ』では1884-1889年というニーチェ晩年の書簡を見ていくことになります。いよいよニーチェが発狂へと向かって行きます。狂気への過程が徐々に手紙から見えてくることに恐怖を感じます。明らかに文体や言葉がかつてと変わってきます。 ニーチェの素顔を知る上でこの書簡集は非常におすすめです。ニーチェに対するイメージがきっと変わると思います。ぜひ読んで頂きたい本です。正直、哲学作品そのものよりもおすすめしたいくらいです(笑)それくらい面白いです。
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主要著作にはキリスト教をコテンパンに書いているのに、 友人や身内らに当てた手紙には宗教がらみの祝日にはああだこうだ言わない。 この人30代はキリスト教への信仰心の格闘があったように思えるところもある。 悩みの多い人には上の宗教は役に立たなくてしまっていたのだろう。
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■目的 ニーチェについて本腰を入れて調べてみる。 思想を知る手がかりとして、まずは書簡から生のニーチェ像を知る。 好きな言葉をブログに抜粋する。 ■本の内容・特徴 家族や友人に宛てた手紙。 ■感想 今では専門家による解説本がたくさん出ているので、歴史的な著名人を知るにはそ...
■目的 ニーチェについて本腰を入れて調べてみる。 思想を知る手がかりとして、まずは書簡から生のニーチェ像を知る。 好きな言葉をブログに抜粋する。 ■本の内容・特徴 家族や友人に宛てた手紙。 ■感想 今では専門家による解説本がたくさん出ているので、歴史的な著名人を知るにはそちらを読んだ方が早いです。 そんなことを、ふと考えました。多分(?)は読まないと思います。今回は好きな言葉をブログ用に抜粋するためにも読みました。 もっと意味がとり辛いかと思っていましたが、なかなか読みやすかったです。
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