1,800円以上の注文で送料無料

世にも不思議な幽霊談 の商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

怪奇実話です。オーソ…

怪奇実話です。オーソドックスなので暇つぶしに。

文庫OFF

日常生活のまわりでも…

日常生活のまわりでも不思議な出来事はある。実際に体験したという証言をもとにした恐怖の数々。

文庫OFF

2020/04/13

超常現象研究家・中岡俊哉先生の、1976年に二見書房のサラ・ブックスから新書として刊行された著書『幽霊を見た』の怪談89話から、54話をセレクト・改稿して1994年に文庫化したもの。 『幽霊を見た』で、最恐クラスだった、東京都北区神谷町2-30~32で、町内の人が次々と亡くなっ...

超常現象研究家・中岡俊哉先生の、1976年に二見書房のサラ・ブックスから新書として刊行された著書『幽霊を見た』の怪談89話から、54話をセレクト・改稿して1994年に文庫化したもの。 『幽霊を見た』で、最恐クラスだった、東京都北区神谷町2-30~32で、町内の人が次々と亡くなったり事故に遭ったり、というネタはカット。文庫化当時の住民への配慮ですかね。 丸々カットされたものは、著名人の体験談10編も。約20年で、芸能人の人気の衰退、というのが原因ですかね。 記事の初出誌が少女雑誌か、と思ってしまう、少女が主人公の驚くほどセンチメンタルな怪談も、記事の初出誌がヤング誌(青年誌)か、と思ってしまう、青年が主人公の驚くほどエッチな怪談も、そのまま混在。 『幽霊が見た』で、胸がときめく名編だと感じた、逗子近くに出没するセクシーな女幽霊と出会う「ネグリジェの女」は、カットされずに収録。「すごい、絶倫だっ」という胸ときめくセリフはそのまま。ただ、オチの「毒菌にシンボルをおかされ」が、「大事な部分を毒菌に冒され」に書き直されていたのは、ちょっと残念。 こんな感じで、昭和的な言い回しが、平成的に書き直されて、味が薄くなっていますね。

Posted byブクログ