それでも人生にイエスと言う の商品レビュー
人間はあらゆることにもかかわらず人生にイエスという。強制収容所の運命の下、困窮と死、身体的心理的な病気の苦悩。いくつかの例をあげてあるが、どれも・・・・壮絶。それでもイエスというの?というものばかり。ちょっと重すぎたかな。というより自分の悩みはちっぽけ。
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2006/11月頃 うつのどん底、深夜に本屋にて手にとった一冊。 当時の心境をタイトルが表している。 内容はまだまともに読んでない。
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『夜と霧』よりも何となくふーんと思って読めたかもしれません。というか『夜と霧』はどっちかと言うと事実を記したものだし、こっちは講演記録ということもあって彼が実際どのような考え方をしているか書いてあるので、そもそも別モノかぁ。彼の思想を知るという点でとっても分かりやすい、いい本でし...
『夜と霧』よりも何となくふーんと思って読めたかもしれません。というか『夜と霧』はどっちかと言うと事実を記したものだし、こっちは講演記録ということもあって彼が実際どのような考え方をしているか書いてあるので、そもそも別モノかぁ。彼の思想を知るという点でとっても分かりやすい、いい本でした。 私にとって一番良かったのは実は解説部分…。まだフランクルの考えた方が全然きちんとなってないので、整理してまとめてあったのは助かったし、しかも他の著作のどこからかも明記した引用がとっても便利。また他のも読んでみないとなーと思いました。 生きる意味があるんだということを「生きる意味がないと思われそうなケース」を一つ一つ出して、それを否定するという方法で述べていました。 ただ、そこまで人生を否定してはいなくても、ただ漫然と生きている場合についてはどうなのかなーと思ったり。多分彼の思想的背景とかを考えるとそんな場合はあんま重要じゃなかったんかな。なのでじゃあ今はどう考えたらいいのか、考える余地が残されてると思います。 そうやって考えるきっかけをくれた本だし、難しくなくて読みやすいので、良かったです。
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精神科医のフランクルがナチスの強制収容所から解放された翌年に行った公演を収めたもの。アメリカ図書館協議会の発表によれば、歴史上これまで最も多く読まれた本のベスト10に入ると訳者の解説にあります。“生きることの意味”について様々な事例を基に書かれています。「人間は楽しみのために生き...
精神科医のフランクルがナチスの強制収容所から解放された翌年に行った公演を収めたもの。アメリカ図書館協議会の発表によれば、歴史上これまで最も多く読まれた本のベスト10に入ると訳者の解説にあります。“生きることの意味”について様々な事例を基に書かれています。「人間は楽しみのために生きているわけではない。だから、楽しみがないからといって生きる意味はなくなりはしない」「しあわせは目標ではなく結果にすぎない」「生きるとは人生が出す問いに答えること。人生が私たちに出す問いは、その時々、との人その人によって違う」などなど、こころに残る言葉がちりばめられた1冊です。
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フランクルさんの体験した"それ"は、たぶん僕の想像を超える重さを持ったものだっただろう。 僕の普段体感している労苦とは比べ物にはならないものなのだろう。 そんな人が言う「人生にイエス」だからものすごく意味を持つ。 僕はまだまだこの境地には達していない。...
フランクルさんの体験した"それ"は、たぶん僕の想像を超える重さを持ったものだっただろう。 僕の普段体感している労苦とは比べ物にはならないものなのだろう。 そんな人が言う「人生にイエス」だからものすごく意味を持つ。 僕はまだまだこの境地には達していない。 フランクルさんのこの言葉を胸に、がんばるしかないか。 「人生は私に何を期待しているか?」
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