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NHK 歴史発見(7) の商品レビュー

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2012/12/12
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歴史を面白く読む本。 井沢元彦さんもいるし、完全に逆説の日本史風味の本である。 歴史とは人間が生きてきた形跡である。それはすべてが真実ではない。 恣意的に曲げられた事実もたくさんあるだろう。けれど、事実には証拠というものが必要である。だから、歴史的証拠のあるものが事実になってしまうのはしょうがない。 けれど、「たぶん実際はこうだったよね~。」と言いたくてしょうがない、そんな人たちがいてもいい。結構そういう推論の方が的を得ていたりするしね。それに、そういう推論の方がドラマがあっておもしろい。 現代だって人々が好むのは下世話な話である。歴史の事実にそういうドラマチックな観点が向けられてもしょうがないかなと思う。 そんでね。この本は定説に対して、推論を投じていく歴史書である。だから、陰謀論が多い。それをわかって読んでほしいと思う。 面白いけど信用ならん!なんて感じるかも このように書くと信用ならん一冊のように聞こえてしまうが、歴史学者が互いの理論を真面目にぶつけ合っているので、安心です。 王道論破な主張が多いので、逆に定説とされているものがどういうものかきちんと説明しくれています。 ◎歴史のドラマ性を主張しているから面白い! ◎定説VS新説を真面目にしているから安心の内容 以上、良い評価ができるシリーズだと思います。 __ ●沙也加(雑賀衆) ●大久保長安 ●水戸光圀 ●赤穂浪士① ●赤穂浪士② の内容 島根の世界遺産「石見銀山」に行ったので事後学習のために大久保長安を調べていてこの本に行きつきました。 1章の朝鮮侵攻が一番ぐっときたかな

Posted byブクログ