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中国の鳥人 の商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2015/07/02

いい加減さゆえに面白い。そういうこともあるのだ。SF向きだと自覚もあるようで。「昭和軽薄体」が古く、ダサく、読書をしばしば塞き止められ、なんとも悲しくもある。

Posted byブクログ

2010/06/11

読み始めてすぐの期待を裏切る短編群、発想は好きだが新人作家の短編を読んでいるようで、なんだかなーと一人ごちた。短編中、中国の鳥人や蚊無し川などはまとも、というかしっかり書こうとしている作品で、鯨女などは飽きてやめた風。飽きてやめた風というのは、唐突に説明的になり終わるからそう感じ...

読み始めてすぐの期待を裏切る短編群、発想は好きだが新人作家の短編を読んでいるようで、なんだかなーと一人ごちた。短編中、中国の鳥人や蚊無し川などはまとも、というかしっかり書こうとしている作品で、鯨女などは飽きてやめた風。飽きてやめた風というのは、唐突に説明的になり終わるからそう感じるという話で実際はもちろんそうではないだろう。 作品に流れる摩訶不思議な雰囲気は昔の世にも奇妙な物語を思い出させる。神話的な何か大きなものに対する愚鈍な人間が書かれているからだろうか。人間はパキパキです。 個人的に気になったのは椎名さんは語彙が貧弱なのか面倒くさがりなのか、表現が前編似通っていて通して読むと目についてしまった。短時間で書いている印象をもった。

Posted byブクログ