死体を探せ! の商品レビュー
評論としては(内容は面白いが)雑駁。 データベースとしては薄い。 帯に短し襷に長しではないが、こういうかつてサブカル少年たちがよだれをたらした本は、いまは大部分をネットがカバーしているのだなと気づく。 情報インフラの徹底により、雑多で扇情的な情報は数秒で手に入るようになった...
評論としては(内容は面白いが)雑駁。 データベースとしては薄い。 帯に短し襷に長しではないが、こういうかつてサブカル少年たちがよだれをたらした本は、いまは大部分をネットがカバーしているのだなと気づく。 情報インフラの徹底により、雑多で扇情的な情報は数秒で手に入るようになった。 あとは新奇な素材、新奇な語り口、ていねいな解説に、本の役割はシフトするのかもしれない。 と関係のないことを考える。 とまれ力作であることにはかわりない。(とはいえこの副題は。)
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