孔明伝(下) の商品レビュー

谷恒生【著】

2009/10/04

孔明伝―臥竜と鳳雛［下巻］

上巻に引き続いて演義準拠のちょこっと改変なお話です。赤壁から巴蜀攻略まで。
上巻で徐庶がその出番を奪われてしまったように、今回は程普がその存在を空気にされています。

孔明伝というタイトルのわりに孔明推しでもなく、臥竜と鳳雛なんてサブタイや２大知者の攻防なんて
あおり文句のわりに２人は直接戦いません。看板に偽り有りというやつです（笑）

曹操と鳳雛がそれなりに描かれているのでそこを楽しめば良いのかなと。
お勧めできる出来ではありませんが、三国志好きなら暇つぶしに手にとっても良いかもしれません。
面白いとは言い難いですし、得るところも少ないとは思いますが……って酷評すぎますね（笑）