魔法のホウキ の商品レビュー
86冊目『魔法のホウキ』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 著、村上春樹 訳、1993年6月、河出書房新社) ”色彩の魔術師”と呼ばれる絵本作家オールズバーグだが、本作ではパステルカラーを封印し、全編セピアカラーによるイラストで物語を紡いでいる。ホウキの形を模したかのような縦長の大...
86冊目『魔法のホウキ』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 著、村上春樹 訳、1993年6月、河出書房新社) ”色彩の魔術師”と呼ばれる絵本作家オールズバーグだが、本作ではパステルカラーを封印し、全編セピアカラーによるイラストで物語を紡いでいる。ホウキの形を模したかのような縦長の大型版で、そのサイズ感を巧みに利用した立体感のあるイラストの数々は額に入れて飾りたい程に魅力的。ストーリーも茶目気があり、とても可愛らしい作品である。 〈ホウキは深々とお辞儀をし、暖炉に薪をくべ、それからまた違う曲を弾きました〉
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なんか色味が暗いし、文章も多いし、一人で読んじゃおーなんて軽い気持ちで読み始めたらとんでもない!めちゃくちゃ面白かった!! 魔法使いの弟子みたいな話かと思ったらそんなこと全然ないし、魔法のホウキの余生って感じかしらね? 娘たちにも読んであげよ♪
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『絵本の力』で紹介されていたので気になって借りてみました。 セピア一色という絵は美しく、魔女や魔法のホウキのミステリアスな雰囲気が絵本全体にあります。 読み仮名がなく、文字も多いですが、内容は子どもにも理解しやすく、物語に入って聞き入ってくれていました。ただ、後家さんや四字熟語な...
『絵本の力』で紹介されていたので気になって借りてみました。 セピア一色という絵は美しく、魔女や魔法のホウキのミステリアスな雰囲気が絵本全体にあります。 読み仮名がなく、文字も多いですが、内容は子どもにも理解しやすく、物語に入って聞き入ってくれていました。ただ、後家さんや四字熟語などところどころに低学年には難しい表現が出てきます。 魔力を失ったホウキが心ゆくまで掃除を楽しむところがおもしろい。
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なんとも味のあるお話 セピア色のイラストが魅力的 吸い込まれそうではありませんか ラストがふんわり 静かな余韻です 村上春樹さんの訳で紹介されて30年近くになるんですね ≪ このホウキ 白い幽霊? 伴侶です ≫
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本が縦に長い。本棚知らず。 何と言ってもホウキの設定が良い。 オチも良い。あとやっぱりホウキの性格が良い。
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村上春樹訳なので、手にとった絵本。 ユーモラスな、働きもののホウキのお話。 うちにもほしいです、このホウキ。笑
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魔女が空から落ちてきて 後家さんが家のベッドで寝かせてあげたら 置いてったホウキが働くようになったよ 便利便利 って話
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