言葉のない世界に生きた男 の商品レビュー
世界には言葉を知らずに大人になる人がいる。耳の聞こえない人=ろうあ者は、手話という独自の言語を習得する必要があるが、手話を教えてもらえない環境に育った場合、言葉を知らずにそのまま大人になってしまう。果たして言葉がない人の世界とは?そもそも言葉を知らずに大人になっても言葉は覚えられ...
世界には言葉を知らずに大人になる人がいる。耳の聞こえない人=ろうあ者は、手話という独自の言語を習得する必要があるが、手話を教えてもらえない環境に育った場合、言葉を知らずにそのまま大人になってしまう。果たして言葉がない人の世界とは?そもそも言葉を知らずに大人になっても言葉は覚えられるのか?言葉を知らない27歳のメキシコ人男性と彼に言葉(=手話)を教えたアメリカ人女性の数奇なるノンフィクション。
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耳が不自由で言葉を知らずに成人したイルデフォンソとの出会いを手話通訳者が綴る。 そういう人達は、大学の研究者には貴重とされているが、実際に彼等のような人達に関わるボランティアとっては珍しい存在ではないということが印象的だった。
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【読んだ】「言葉のない世界に生きた男」(スザン・シャラー/晶文社) [ISBN:9784794961242] #図書館日和 ずっと疑問に思っていたことが書かれている。学術的な興味から読み始めたが、現実は過酷だ。言語を持たないコミュニティを想像出来ないほどに、この国は恵まれている。
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