アドルノ の商品レビュー
アドルノ本人の著作にはまだ当たれていないため、まずは入門書からと思っていたが、本著はちょいむずでした。 まずはプリズメンとミニマ・モラリアを読んでから色々考えようかな。 メディア批評に関してはベンヤミン同様先駆的な位置付けだし、脱構築のプロトタイプ的扱いもされていて、第二次世界大...
アドルノ本人の著作にはまだ当たれていないため、まずは入門書からと思っていたが、本著はちょいむずでした。 まずはプリズメンとミニマ・モラリアを読んでから色々考えようかな。 メディア批評に関してはベンヤミン同様先駆的な位置付けだし、脱構築のプロトタイプ的扱いもされていて、第二次世界大戦以降の思想家として改めてちゃんと深掘りしていきたい。 思想家や芸術家もそうだけど全体主義、ホロコースト、原爆が残したそれらの深い傷に向き合い、二度と同じ道を歩まないための手段と思想を醸成しようとする気概が戦後世界を見るとよく伝わる。
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