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ディアナ・ディア・ディアス の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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登場人物がかなり悲惨…

登場人物がかなり悲惨に思えてくるほどきついです

文庫OFF

登場人物たちの悲惨さ…

登場人物たちの悲惨さに、読んでいて苦しくなってきます。現実逃避や気分転換ではなく、考えさせるファンタジーをお探しの方に。

文庫OFF

父の死により王の位を…

父の死により王の位を継ぐことになった男を巻き込む運命を描く。

文庫OFF

2023/05/13

女であるディアナ、男であるディアス、ふたつの顔を持つ二面神ディアナ・ディア・ディアスを継ぐ血統の狂気。 『扉を開けて』『ラビリンス(迷宮)』と世界観を共有する新井素子の初期ファンタジー作品。前2作とはまたガラッと作風を変えてきた。 書き出しの光景から、どこか狂気を感じる登場人物...

女であるディアナ、男であるディアス、ふたつの顔を持つ二面神ディアナ・ディア・ディアスを継ぐ血統の狂気。 『扉を開けて』『ラビリンス(迷宮)』と世界観を共有する新井素子の初期ファンタジー作品。前2作とはまたガラッと作風を変えてきた。 書き出しの光景から、どこか狂気を感じる登場人物の雰囲気。血統という呪いに翻弄される、母と子、兄弟、夫婦たちの内面の葛藤をえぐり出す。設定の面白さと、新井節の文体にどっぷり浸かりつつ、家族について考えてしまう良作。

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2020/05/08

カトゥサ、ディアナは言うまでもなく、プシケがいい。 気になっていること、ディミダは死んじゃったのかな? とにかくここら辺の話もっと読みたいよ!!

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2013/02/11

(2000.02.12読了)(2000.01.28購入) (「BOOK」データベースより) 本来ならば〈高貴なる血〉をひく者として王位に就く筈だった王女ディアナ。幼くして父の国王を失ったため、叔父のカイオスが暫定的に王に。ディアナが王位を継承するには同じディアを持つティークと結ば...

(2000.02.12読了)(2000.01.28購入) (「BOOK」データベースより) 本来ならば〈高貴なる血〉をひく者として王位に就く筈だった王女ディアナ。幼くして父の国王を失ったため、叔父のカイオスが暫定的に王に。ディアナが王位を継承するには同じディアを持つティークと結ばれる必要があった。〈運命〉に導かれるように恋に落ちる二人。が、カイオスの陰謀によりディアナは将軍ムールの許へと嫁がされてしまう。ディアナがティークの不義の子を身篭ったことから悲劇が始まった…。 ☆新井素子さんの本(既読) 「星へ行く船」新井素子著、コバルト文庫、1981.03.15 「通りすがりのレイディ」新井素子著、コバルト文庫、1982.01.15 「扉を開けて」新井素子著、CBSソニー出版、1982.03.05 「ラビリンス」新井素子著、徳間文庫、1987.12.15 「チグリスとユーフラテス」新井素子著、集英社、1999.02.10

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2011/07/31

万能薬ともされる≪尊い血(ディア)≫をもつ王族と、その≪運命(ディア)≫に翻弄される人々の話。 癖のある文体で、独特の世界観(神話や政治など)の説明がありますが、割と読みやすかったです。 愛するが故、生きるが故の狂気が、幻想的に描かれています。 ただ、頁数が少ないので、さわり程...

万能薬ともされる≪尊い血(ディア)≫をもつ王族と、その≪運命(ディア)≫に翻弄される人々の話。 癖のある文体で、独特の世界観(神話や政治など)の説明がありますが、割と読みやすかったです。 愛するが故、生きるが故の狂気が、幻想的に描かれています。 ただ、頁数が少ないので、さわり程度で完結してしまいますが、そこが逆に物悲しさをかき立ているところでもありました。

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2009/10/04

古い作品という印象は全然なく、面白かった。ところどころの分に素子節があるくらいw 新井素子はこういう狂気みたいのを描くのが上手だなあ。

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2009/10/04

異世界中世風ファンタジー。 王家に流れる特異な血脈により引き起こされる、抗えない運命に翻弄し翻弄される人々の話・・・と言うと壮大なイメージになってしまうが、実のところこの話、現在と過去が交錯するので、話の上での現代の状況と時間は殆ど進まないまま終わる。 読み始めは「?」という感...

異世界中世風ファンタジー。 王家に流れる特異な血脈により引き起こされる、抗えない運命に翻弄し翻弄される人々の話・・・と言うと壮大なイメージになってしまうが、実のところこの話、現在と過去が交錯するので、話の上での現代の状況と時間は殆ど進まないまま終わる。 読み始めは「?」という感じだが、そのまま読み進めていく内に没頭してしまい、結局あっという間に読み終わってしまった。 結局、「  」の中身は判らないままだったなぁ。

Posted byブクログ

2009/10/04

狂気の中で正気を保たずにはいられない人間を描くのが実に上手いひとだよなあ。現実舞台でも上手なのはおしまいの日でわかるんだけど、でもやっぱSF・ファンタジーが本領ですね。

Posted byブクログ