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恐怖の百物語(第2弾) の商品レビュー

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2020/07/24

1991年の関西テレビの怪談トーク番組『恐怖の百物語』から、体験談を物語形式で収録したものの第二弾。1993年作品。 ただし、この当時『恐怖の百物語』はレギュラー番組ではなくイレギュラーの特番スタイルだったため、一冊にまとめるほどの体験談が集まらず、心霊科学研究家・中岡俊哉先生...

1991年の関西テレビの怪談トーク番組『恐怖の百物語』から、体験談を物語形式で収録したものの第二弾。1993年作品。 ただし、この当時『恐怖の百物語』はレギュラー番組ではなくイレギュラーの特番スタイルだったため、一冊にまとめるほどの体験談が集まらず、心霊科学研究家・中岡俊哉先生に第二弾の協力依頼があったそうです。 編者・監修者として怪奇研究会・中岡俊哉、とあり中岡先生が主宰する怪奇研究会が収集した心霊怪奇現象が32本紹介されています。 ということは、いつもの中岡俊哉怪談本だろう、と思って読みましたが、これがまた、きっちりと『恐怖の百物語』らしい、因縁が全くわからないながらもとんでもない目に遭ってしまう体験談がほとんど。 全六章で構成されていますが、第一章には顔面破壊した幽霊がやたらと登場し、第六章は中岡先生らしく人物のセリフから始まる怪談が多い、という印象です。 おそらく、中岡先生以外の誰かが怪奇研究会の名の下に執筆しているのでしょうね。

Posted byブクログ

2011/01/09
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