アムリタ(上) の商品レビュー
2015年8月15日読了。 書き出しからの吸引力がすごい。 身内の死と母、というばなな節は今回もしっかり。
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頭を打って一時記憶を失くした私。腹違いの弟は「声」がきこえるようになり不安定になる。半年前に亡くなった妹の恋人だった竜一郎との関係。彼をきっかけにサイパンで知り合う白子のコズミくん、歌で霊を慰める妻のさせ子。吉本ばなならしいおおらかで繊細な、からりと明るく静かでしっとりとした、不...
頭を打って一時記憶を失くした私。腹違いの弟は「声」がきこえるようになり不安定になる。半年前に亡くなった妹の恋人だった竜一郎との関係。彼をきっかけにサイパンで知り合う白子のコズミくん、歌で霊を慰める妻のさせ子。吉本ばなならしいおおらかで繊細な、からりと明るく静かでしっとりとした、不思議な世界。
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吉本ばななの本は、文が綺麗で好き。 なんでもない日常の描写さえ涙がでそうになるほどキラキラしてる。 そしてやっぱり台所っていう空間が重要なんだなー
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たまぁに読みたくなるのよねー。 吉本さんの本は不思議。 幾度となく読み返しているのに、 「こんな文章あったかな?」とか「こんな表現あったかな?」みたいな発見が毎度ある。 それは、その時々の私のコンディションや波長に必要だったり触れるといいものが見えるようになってる。 ぴかーっと...
たまぁに読みたくなるのよねー。 吉本さんの本は不思議。 幾度となく読み返しているのに、 「こんな文章あったかな?」とか「こんな表現あったかな?」みたいな発見が毎度ある。 それは、その時々の私のコンディションや波長に必要だったり触れるといいものが見えるようになってる。 ぴかーっとその文が浮かび上がる。 ぴたり心に当てはまる。 今、必要だから見えたんだ、と思う。 クリスチャンにとっての聖書みたいに、弁護士にとっての六法全書みたいに、私の人生にくっついている。 不思議だなぁ。まるで魔法。
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すごいー 感動すらしている。 なんだろう、このきもち。 ぐわーって押し寄せてくる、きもちの波は。
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特別な感想は抱かなかったけど、「特別なことを受け入れる位の気持ちでいよう」とか、結構身につまされる部分はありました(ちゃんと下まで読みましたよ!)。 吉本ばななは初期の方が好きだな…。
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自分の中の『吉本ばななランキング』輝く1位デスね。 持ってるのは、角川書店の方じゃない、こっちのヤツ。 1年に1回は読み直します。
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冒頭でビクターの犬が宅配便で届くんですけど・・・そこで、juraはガッツリ心を掴まれてしまうのかも知れません(笑)買って、初めて読んだとき、上下巻の本をこれほど繰り返し読むとは思いもしなかったけれど、何も読む物無くてでも、何か読みたい!っていう時、よく手に取ります。 主人公の弟の...
冒頭でビクターの犬が宅配便で届くんですけど・・・そこで、juraはガッツリ心を掴まれてしまうのかも知れません(笑)買って、初めて読んだとき、上下巻の本をこれほど繰り返し読むとは思いもしなかったけれど、何も読む物無くてでも、何か読みたい!っていう時、よく手に取ります。 主人公の弟の不思議な感覚やサイパンでのシーンが好きです。主人公の妙に生気に欠ける感じもラクです。 いいなぁ〜・・・こんな時間を持ちたいなぁって、とっても思います。読んでいると静かな気持ちになれるのも好き。
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